自民党総裁選が本日終焉する。
安倍晋三の一人勝ちで終わるのは、国民のほとんどがそう思っているだろう。
勝ち馬に乗る議員たちの「言いたい放題」には、自民も堕落したなぁと思う。
だからといって、石破茂氏の「大企業からお金を召し上げて、労働者に」という、日本共産党の志位委員長のお株を奪う発言に、私は違和感を感じるけれど。

それにつけても、安倍晋三が、再三再四叫ぶ「日米同盟の強固な関係」はどうなんだろう?
トランプ大統領は日本に関税の重圧を押し付けようとしているし、捕鯨問題でもアメリカは日本に味方してくれなかった(これはこれでいい)、軍事同盟では日本はアメリカの兵器押し売り先として、いいように利用されているようだ。

本当に、日本が危ない時にアメリカは助けてくれるのか?
そんな甘い考えは、外交的に私は持ってはいけないと思っている。
過去にそんな「口約束」(たとえ文書になっていても)は簡単に反故にされた例はたくさんある。

アメリカだって自国が大事だ。
トランプ氏はそう言っている。
いざとなったら日本なんか簡単に切って捨てるだろう。
かつて、原爆を落として虫けらのように日本人を殺した白人たちだから。
相手に甘い安倍晋三の考えは、うすら寒く感じる。
それを擁護する麻生太郎は、声を枯らして、造反者を許さない恫喝をマイクの前でおこなった。

こんな政権を日本人の約40%もの人たちが支持するのか?
「ほかの政権よりはまし」という理由で…
モリカケ問題は大事の前の小事ということか、もう過去のものとして忘れ去られようとしている。
しつこく野党が追及することは議会を低迷させ、民主主義に反するとまで言われた。
つまり「いいがかり」だと言いたいのだ。
そんな些末なことよりも、国の行く末を考えよと安倍は言う。
その安倍氏の改憲案は子供作文よりひどい。
自衛隊明記をしただけの矛盾だらけの第九条で、平和憲法が泣く。
ここは石破氏の意見が的を射ている。

とにかく、この総裁選挙はひどい茶番だった。
日本の屋台骨も東京五輪までの命のような気がしてきた。