「すごいね、それ」
純子がおれの勃起を指して言った。
「そうかぁ?男はみんなこんなもんやろ」
「あたし、兄弟がいいひんから…普段はもっと小さいんでしょ?」
「そらそうや。いっつもこんなんやったら歩けへん」
「あはは。湯船にお湯張ってるからね」
馴れた感じで、純子は惜しげもなく裸体をおれにさらしていた。
「ジュンちゃんの胸もおっきいなぁ」
「そうおー?あんまり見ないでよ。恥ずかしい」
「洗ってあげよか」
「うん」
おれは純子の背後に立ち、ボディシャンプーをなすりつけて、泡立てた。
そして念願のバストに手を回す。
純子は嫌がらず、おれのしたいようにさせてくれた。
「ああん、くすぐったい」
「やわらかいなぁ」
「そこ、感じるの」
「自分でさわったりするの?」
「たまに…」
「そうなんや。おれもひとりでやるで」
「なにを?」
「なにをって、オナニーやんけ」
「あ、ああ」
「ジュンちゃんは、自分でおめこ触ったりしいひんの?」
「やらしいこと言うんやね。小縣くん」
「すまんね。下品で」
「ふふふ。あん、そんなとこ…」
おれは、あの谷間に指を這わせて、ぬるぬる感を確かめた。
お湯ではない別の液体が湧いているようだった。
純子の腰が砕けそうになり、体重がおれにかかってくる。
「あ、あぶないよ」
「立ってられへん…そんなんするから」
赤い顔で、とろんとした目で純子がおれに訴えた。
「小縣くんも洗ったげる」
そう言うので、前後を交代する。
「広い背中やねぇ」
「そうかぁ?」
「父さんの背中みたい」
「いくつまで一緒に入ってたんや?」
「う~んと、小六くらいまでかなぁ」
「そんなに?もう、胸もおっきなってるやろ?」
「少しはね。父さんのほうから入らんくなった」
「そらそうやろ」
なでなでと背中を洗い、純子は前に手を伸ばして勃起に触れる。
「かったいなぁ」
「おやじさんと比べんといてや」
「とうさんのはぶらんぶらんしてた」
「ははは、娘の前でおっきしてたら変態やで」
「ふふふ。知らん…」
そう言いつつも、握ったり、しごいたりしてくれるので、おれは正直、やばかった。
「も、もうええやろ。気持ち良すぎて出てまうがな」
「え?」
「そやから、射精してまうって」
「しゃせい?」
「精液が出てしまうんやって」
「あら。ごめんなさい」
「べつに謝らんでもええねんけど…」
湯船に注いでいた湯が止まった。
「これ勝手に止まるんか?」
「そうみたいよ。そこに100とか50とか書いてあるでしょ。リットルのことやと思うんよ」
「さすが理系やね」
「なによ、それ。さ、一緒に入ってあったまろ」
純子がすっかりマイペースでおれを誘う。
おれのほうが、言われるままに従っていた。
「入れるかぁ?二人も」
「だいじょうぶよ。ほら」
「うわぁ、ええ湯やぁ」
「小縣くんとこは、内風呂?」
「いいや。銭湯や」
「銭湯のほうがのんびりできるでしょう」
「まあなぁ」
おれは、手のひらでつるりと顔をぬぐいながら答える。
「あたしね、お姉ちゃんが先に結婚したでしょ」
両手を組んでおれのほうに伸ばしながら、湯気の向こうで純子が語り掛ける。
「ああ」
「だから、はやく経験してみたかったの」
彼女は決心したようにそう言うのだった。
「ほなら、今日は計画通りってわけか?」
おれも、勃起をもてあそびながら、ニヤニヤして言う。
「文化祭で声を掛けられた時から、もしかしたらこの人とするんかなって」
「おれ、責任重大やん」
「そうよ」
「今日がクリスマスイブで良かったな」
「うん。ええ思い出になるわ」
「キスしよ」
コクりとうなずいた純子に、おれは顔を近づけた。
今度は舌を入れた…
あはぁ…
初めてのフレンチキスは、ふたりをのぼせさせるには十分だった。
「あがろか…」「うん」