周(めぐる)さんは夫の弟です。
もう三十を越えているのに独身なんです。
十八年ほど前から私たち夫婦と同居して家族同然の間柄です。
彼は、親元から大阪の大学に通うのに下宿代を浮かせて親に負担を掛けまいと夫が配慮して、一緒に暮らすようになったんです。
そして彼は、大阪で就職してそのまま居候を続けていました。

私たちに娘の尚子(なおこ)が授かってからというもの、ほとんど家にいない夫に代わって子育てを助けてくれました。

ほんとうに快活で、優しくて、賢い青年なんです。
私とも馬が合うというか、夫よりよく会話をしました。
もし夫より先に彼に出会っていたら・・・と思うと切なくなります。

尚子も年頃になり「おっちゃん」と親しく呼んでいますが、私は最近、心穏やかではありませんでした。
恥ずかしいことだけど、娘に嫉妬しているんです。
あんなに仲良く、周さんと無線をしたり、模型を作ったりして・・・
周さんの影響で尚子は男の子のような遊びのほうを好んでするようになり、たぶん、将来も理系の大学を受験するつもりのようです。

私、とうとう彼に言っちゃった。
「尚子にあまり親密にしないで」って
当然、彼は、ハトが豆鉄砲を食らったような顔をして、要領を得ない感じでした。
「義姉さん、いったいどういうことだ?」
そんな風に聞いてきました。
私、最近、夫への不満とか、疎外感を感じてました。
さみしかったんですね。

人には言えないけれど、四十を過ぎても性欲がけっこうあって、一人で慰めることもしばしばありました。
夫はまったく、私を抱いてくれませんでしたから。
「周の目があるから、慎め」みたいなことまで言われました。
私、周さんと浮気してやろうかと本気で思いました。
でもそれが娘に知られたりしたら、もう生きていけません。
尚子はずいぶん勘の鋭い子で、あなどれないんです。

一人の男を娘と母親が取り合うなんて、恥ずかしいことですからね。

でも転機が訪れました。
周さんも私のことが好きだったと言ってくれました。
尚子とは何も無い、ただの叔父と姪の関係だからと言ってくれました。

台所で私は彼に唇を奪われました。
もう、心臓が止まってしまうかと思った。
久しぶりの男の香り。

尚子も夫もいないときを狙って、彼は計画を練って、今日、私をそそのかそうとしたと言います。

私の恥ずかしい自慰行為も秘かに覗かれていたんです。

露見する恐ろしさよりも、愛する人との快楽を、私は選びました。
「絶対バレないよ」と周さんも言ってくれます。
そう、今、だれも家にはいないんですから。

抗(あらが)えないほど、私の性欲はあふれ出していました。
お風呂場にいって、冷たいシャワーを浴び、彼が舐めてくれるであろう陰唇や膣口を念入りに洗う私。
風呂場の扉が開けられ、周さんがすっぱだかで入ってきました。
「いや、はずかしい・・・」
「きれいだ、義姉さん」
「うん、倫子(みちこ)って呼んでいいよ」
そう言って、私彼にキスしたの。
「じゃあ、みちこ。俺のをさわって」
夫のより長くみえるそれは、私に向かって頭をもたげて立ち上がろうとしていました。
「ああ、すごい・・」
私は、夫にしたように、握って上下に皮を剥くような動作を加えました。
「気持ちいいよ、みちこ」
「めぐるって呼んでいい?」
「呼んでほしい」
「ぜったい、知られちゃいけないのよ。こんなこと」
「大丈夫だって。俺は言わないし、言えないだろ」
「そうね。あ、硬くなった。ほんと硬いのね。たのしみ・・・」
「義姉さん・・じゃなかった、みちこ、バックから入れてやるから」
「え?ここですんの?」
「ほら、もうべちょべちょじゃないか」
そう言って、私の割れ目に彼の手のひらが当てられて、中指が谷間をこすっています。
クリに彼の指の腹がすれて、立っていられないくらいに気持ちよくなりました。
「ああん、こんなの初めて」
「兄さんとはお風呂場ではやらないの?」
「したことない。あの人、尚子を授かるまではセックスしたがったけど、普通にお布団で・・・あん」
「なおちゃんができてからは?」
言いながら、クリが剥かれ、とろけそうな振動を与えてくるの。
「はうっ。いい。それ。あ、あの子ができてからなんて一度もしたこ・・と・な・い。あ~ん、めぐる君、早く、い、入れて」
私は、とうとうおねだりしてしまったわ。
「壁に手をつきなよ。みちこ」
「こう?」
「立ちバックで攻めてあげる」
「え?そんなのあるの」
「知らないんだ。教えてあげるよ」
肩幅以上に足を広げて立たされ、彼が高さをあわせて、亀頭部分を私の谷筋に数回、沿わせて私のおつゆを塗り広げ、ただれそうになった噴火口にずぼりとはめ込まれました。
「うほっ。きつっ」
「ああ、みちこぉ」
ずんずんと深みを目指して、彼の長物が奥を突き破ろうとするのよ。
「ちょっと、すごい」
「何が?」
「深いよ。こわい」
「とどいてる?痛いの?」
「痛くないけど、そんな奥まではめられるの初めてだから」
「兄貴の、届かないの」
「たぶん、とどいてなかったと・・思う」
子宮が変形してんじゃないかと思うくらい突き上げられているの。
ばしゅっ、ばしゅっと肉の当たる音が浴室内に響きます。
私は、爪先立ちになって、彼の突きを受けていました。
「あの、しゃ、射精は・・・」
「大丈夫、外に出すから」
ぱこん、ぱこんとお尻の肉が波打つ。太ったかな・・・
「あ、みちこ」
「いくの?」
「いく、いく、いくぅ」
ずぼっと体の中から太い何かが引き抜かれる感じがありました。
そして背中に熱い液体が降り注ぎます。
「うあっ」
周の雄たけびが背に聞こえました。
風呂場は締め切っているので、青臭い男の匂いがむせ返るほど充満しています。
「あぶなかったぁ」
「中に漏らしてない?」
「わかんない」
「もう。どうすんの赤ちゃんできちゃったら」
「産んでよ」
「馬鹿。私あの人としてないのよ。ずっと」
「だよね」
そういって、笑っているの。なんだかかわいい。
彼のアソコはすこししょんぼりと下を向いているけれど、やっぱり夫のより長いと思ったわ。
「洗ったげる」
「うん。義姉さんの背中も洗わないと」
「みちこでいいのよ」
「やっぱり、一回こっきり?」
「そうは言ったけどぉ。私ももっと欲しいな」
「でしょ?みちこがこんなので満足するとは思ってないもん」
「生意気言って。ほら、立ちなさいよ」
じゃーっとおちんちんにシャワーをかけてやったよ。
「ちめたい」
「気持ちいいでしょ」

私ちは体を拭いて、キッチンで缶ビールを開けて、裸で乾杯したわ。
「あー、最高」
「んまい」
これからが、私たちの夏休みでした。