祖母の田に水が張られ、今日、ぼくたちは稲の苗を植えなければならない。
田植機が使えないほど山奥なので、どうしても人の手によらねばならなかった。
苗は、垣内(かいと)地区の農協の支店から今朝、届いたのだった。
明日はぼくも帰らないと、あさっての月曜日から学校が始まる。
農繁期休暇もクラスのみんなが取るものではないので、休んだぼくはみんなより勉強が遅れてしまうのが心配事だった。

それよりも心配なのは従姉の淳子のことだった。
ぼくの浅はかな行為で、彼女の母親と交わっているところを見られてしまったのだった。
あれから、目も合わさないし、口など利いてもくれなかった。
そりゃそうだろう。
許されないことだった。
どうしたら、淳子と仲直りできるのだろうか。

叔母はもっと、消沈していた。
実の娘に、不倫現場を押さえられたのだから、たまらない。
ぼくは、明日になればこの多々良を去ってしまう。
けれども叔母は違った。

母の姉である恭子伯母に一部始終を話して、次善の策を練ることにした。
伯母とは、もうなんでも相談できる間柄になっていた。

早朝、離れの便所に小用をして帰るときに、納屋に入っていく恭子伯母の姿を見たのでついていった。
「おはよう、伯母ちゃん」
「あら、こうちゃん。朝立ちかい」
のっけからこんな感じだった。
「まあね。小便をしたら収まったよ」
「みせてごらんよ」
ぼくは、パジャマのズボンを下げて、ぶらんとしている珍棒をさらけだした。
何を相談するんだったか忘れてしまった、ぼく。

「縮んじゃってるね。どれ」
伯母はしゃがんで口に含んだ。
みるみる、ぼくの分身は起き上がり、伯母の口から半分出てしまうほどになった。
「元気だねぇ。ね、後ろから」
そう言って、伯母は漬物樽に手をついて、もんぺをずらして、尻を向けた。
一歩前に前進して、高まりを叔母の灰色がかった肉のひだに押し込んだ。
ぬちゃり・・・
やや、ひんやりとした触感をくぐり抜け、熱い中心に亀頭が進んだ。
「あうん・・・ひゃぁ、おっきいわぁ。痛いぐらいや」
とかなんとか言いながら、背を反らせて、深く挿入されるように伯母が動いた。
ぼくは、伯母の大きく垂れた乳房を服の上からまさぐり、乳首をつまんではねじった。
伯母ぐらいの年齢になるとブラジャーなどというものはしないそうだ。
おばさん特有のメリヤスのシャツしか身につけていないので、しこった乳首がすぐにわかる。
きゅうきゅうと、膣の入口辺りが締り、ぼくの硬い陰茎全体が絞られた。
その、抵抗感に抗うように、抜けそうになるくらいまで腰を引いたあと、一気に貫くように押しこむ。
「ぎゃわっ」
赤子が泣くような声を上げて、伯母がのけぞった。
もう一度、突く。また突く。
「やっ。やめてぇ。死んじゃう。すごい、すごいよぅ」
樽をつかむ手指が、色を失い、よほど力が入っていると見えた。
突く速度を早め、ぼくはフィニッシュに一直線に向かおうとしていた。
伯母のたおやかな腰を両手で掴んで引き寄せて、さらに深く、子宮を突き上げた。
悲鳴を上げる伯母、恭子。
五十代も半ばを過ぎた女が、熟れきった体を十六の少年に翻弄されている。
じゅぷ、じゅぷ、にちゃ、にちゃ・・・
淫靡な、いやらしい、音が、暗い納屋に響き渡った。
肉筒の襞(ひだ)が、ぼくの肉棒を絡めとり、手では味わえない快感を与えている。
その締り具合は、まさに己の中に精液を吸い取ろうという女の本能のようでもあった。
もう、痛いぐらいに勃起し、こすられている男根が限界を迎えようとしていた。
「あ、もう、いって、こうちゃん、いってちょうだい。おばちゃん、もう、あかん・・」
「いくよ。いくよっ、いくうっ、いぐ・・・」
声にならない、詰まった音が喉から漏れた。
そして、伯母の奥深くに命を全て注ぎ込むがごとく、押し付けて、果てた。
長い射精感が続いた。
ドック、ドックとねばい液体が尿道を通過しているのがわかった。
いつもと違い、なかなか勃起が収まらない。
伯母の膣もひくひくと精液を飲んでいる喉のように動いていた。
「ああ、こうちゃん、もう、くたくたや」
振り向きざまに伯母が言って、尻からぼくを振り抜いて、洞穴から精液をしたたらせている。
「わぁ、こんなにくれたんやね。ありがとう」
「どうしたしまして」
何故かぼくは、そう答えてしまった。
もんぺで始末をしながら、嬉しそうな伯母だった。

ぼくも始末をしながら、相談事を思い出したので、
「おばちゃん、ぼくな、幸子叔母ちゃんとやってしもたんや」
「さっちゃんもか。あんたが誘たんか」
「どちらからともなく・・・一緒になってえんどう豆を剥いてたんや、そしたら」
「しゃあないな、淳子もいたんか」
「それがやんか。そんときはじゅんちゃんはいいへんかってん。叔母ちゃんとやってるとこを見つかったんや」
「うわ」
「じゅんちゃん、怒ってしもて。家を飛び出して」
「ふうん。でも、昨日は一緒に豆ご飯食べてたな」
「でも、ぼくとは口も利いてくれへん」
「そらそうやろ。見られたもんはしゃあないな。そのうち忘れるやろ。あの子も、経験したらええんや。そや、今晩あたり、こうちゃんがしたったらええねん」
「そやけど・・・」
「伯母ちゃんにまかしとき。あんたかて、明日、帰らんならんし、仲良うせんとな」
にっと笑って、伯母が納屋から出て行った。

さあ、今日は田植えだ。
腰が痛いけど、がんばらねば。
(続く)