日本の食料自給率は?嘆かわしい・・・
日本の横綱の自給率は?嘆かわしい・・・

今日の毎日新聞朝刊掲載の「アサッテ君」(東海林さだお)のネタから。

まあ、嘆かわしいことは多々ありますけれども、中華鶏肉使用でマクドが販売中止に追い込まれました。
期限切れどころか、傷んで色が変わっている肉を平気で調理してたんだから、人も腐ってるわけで。

あたしは昔からあのファーストフードってのが苦手でね。
つきあいで食べては、お腹をよく壊した。
ここ十年くらい、あの「M」のマークの、のれんはくぐらない。
(のれん・・・て、老舗かいな)

ケンタとかミスド、モスなんかは国産原料、契約農家で売ってたけどなぁ。

ま、便利で安いもん(主婦の目からしたら、決して安いとは思わんけど)には罠(わな)があるということやな。
食料自給率が低い日本(そんでも40%はあるらしい)やから、こんな問題が出るのやろ。
消費者の食に対する意識も低いしな。

あたしは、京都のつけもん(漬物)と、京野菜と米と酒があれば、生きていける(贅沢やな)。
あとな、宇治茶と小川珈琲があればええ(これも地元やな)。
京都はコーヒー屋がお茶屋についで多いのよ。
お茶屋さんから転身したコーヒー会社もあるし。
MJBの共栄さんとか。
コーヒーショップの先駆け的なイノダコーヒーとか・・・もっとあると思う。
あたしが知らないだけで。

古いものと新しいものが混在しているのが京都なのよ。
清水焼から碍子、電子部品のセラミックへと発展してったのは京都に早い時期から発電所ができたから。
琵琶湖疎水を引いてその落差で発電するの。
インクラインの動力や市電(路面電車)の電源ね。
※インクラインは高度差のある水路で船を運航するときに、ケーブルカーで川下から船を川上に上げる装置を言います。京都のものは伏見(ふしみ)と蹴上(けあげ)に存在しましたが現在は蹴上のものが展示保存されています。

島津製作所とか堀場製作所なんかが京都に拠点をもっているのは、京都大学の存在も無視できないんですよ。
寺社仏閣の京都は一面であって、科学技術の集積地でもあったのです。
日本人のノーベル賞受賞者の多くが京都大学出身もしくは関係者だというのも偶然ではないのです。

西陣織ははやくから自動化のためにジャガード織りをフランスから導入しましたしね。
あれは、オルゴールみたいな構造で、模様を記録したパンチカードの綴りを機械に読ませて織らせるのよ。
夏の鴨川の「床(ゆか)」も京都人の風流と合理性から生まれた和製オープンカフェですね。
花札とカルタの任天堂はコンピューターゲームの世界のNintendoになりました。

「京都」は固有名詞になってますけど、もともとは首都の意味です。
国に天子のいる場所は一箇所だけでいいので、固有名詞になりました。

京ことばは、だから日本語では標準語だった時代があったんですよ。
大和言葉っていいますよね。

大和は「奈良」のことですが・・・