アダルトビデオ制作会社『ギャラクティカ企画』の代表兼監督の藤堂真司の依頼で、あたしは脚本を書いている。
『熟教師』シリーズも彼の提案を容れて、企画したものだった。

AVの嗜好は、マニアックなものに傾斜していると企画会議でも再三、助監や音響から意見が出される。
児ポ法に引っかかるようなものは、作りたくても作れない時代になった。

そこでぎりぎり「高校生」くらいの男優で話を書けというのだけれど、それも話だけならよろしいが、いざ撮影となると、高校生をスカウトすることはできない。

ところが、粕谷(かすたに)兄弟という逸材が、藤堂のつてにあった。
粕谷守(まもり)二十四歳と粕谷具(そなう)二十一歳の兄弟で、とても童顔なのだ。
あたしは彼らに会って、この子たちならいけると思った。

藤堂の新たな企画はPregnant物だった。
いわゆる「妊婦」モノだ。
「妊婦」なら、若くて中出しOKなんてことも、話の持って行きようでなんとかなる。
風俗出身の娘(こ)が与太男と同棲して、はからずも妊婦になって、金がほしいとなると簡単に落ちる。
まあ、ダンナがダンナなので、AV出演に一向に文句を言わないことも多い。
自分が一緒に出るっていう輩もいるから、そのほうが厄介なんだけどね。


で、女優さんは森田樹里(仮名)という、年の頃は二十九の人で、妊娠五ヶ月だそうだ。
この素材で、あたしに話を書き下ろせという。

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家庭教師派遣会社『サライ』に登録している梶紗英子(かじさえこ)は三十二歳で結婚二年目に入った。
身重(みおも)で、家庭教師の仕事も休んでいたが、五ヶ月目に入り、つわりも軽減し、安定期に入ったので復帰する旨会社に申し出た。
すると、高校生の兄弟の勉強をみてやってほしいという、とある医者の親からの依頼があるとのことで、紗英子の家から近い場所でもあったので、彼女は快く引き受けた。

訪問してみると、「宅間クリニック」と看板の上がった鉄筋三階建の建物だった。
案内板によると内科と放射線科が専門のようだった。
会って話を聞くと、宅間杜夫院長の奥様、江威子さんも放射線科の医師だそうだ。
息子の、勝(まさる)が高校3年生で医師は目指さないけれど、理系の大学に進みたいといい、弟の清隆(きよたか)は高1で、医者になってお父さんの後を継ぎたいという。
紗英子は、ひと通りの面談を終え、持ち帰って指導計画を立てて、来週からでも勉強を始める旨をご両親に伝え、参考までに勉強部屋を見せてもらった。

机が二つ並んでいて、壁には本がびっしり並んだ棚が据えられていた。
シングルベッドが窓際に並んでいた。
兄弟のものだろう。
仲が良さそうなことを想像させる。

「梶先生は、もう何ヶ月でいらっしゃるの?」
奥様が医師らしく、紗英子のお腹を診て尋ねた。
「五ヶ月に入りました。それでお仕事を再開しようかと」
「そうね。安定期ですもんね。ま、あたしたちは医者ですから何かあったら、いつでもおっしゃいね」
「あ、ありがとうございます」
紗英子は明るく答え、息子たちには、英語と数学を中心に教えることを約束し、その日はお暇した。

その夜の宅間兄弟の勉強部屋・・・
「兄ちゃん、どう思う?」
「家庭教師かよ。けっこうそそるな」
「だろ?童顔で妊婦だぜ」
「お前何考えてんだ?」
「やっちゃわねぇか」
「やるって、清隆、おまえ」
「ま、最初はおとなしくしてるさ。そのうち、押さえこんでさ。妊娠してんだから、中に出しても大丈夫だろ?」
「そりゃ、そうだ」

最初の数日は、紗英子も滞り無く教授ができた。
もともと頭の良い兄弟で、兄の勝は体格も良く、クラブはアーチェリー部に所属しているそうだ。
清隆はよくしゃべる子で、英語が不得意とのことで、重点的に教えてやって欲しいと親御さんから命じられている。
紗英子はでっぱったお腹をかがめるのがしんどいので、座って勉強をみてやっていた。
夏でもあり、マタニティも薄手のものになっていた。
胸が妊娠中期ともなると異様に張ってきて、普段は大きさなど気にしたこともないのに、彼らの前では恥じらった。
清隆がちらちらと胸元を見ているのがわかるからだ。
思春期の男の子というものは、大きな胸に興味が有るのだろうか。

8月の上旬に、宅間院長が内科学会に出席だとかで休診になった。
奥様も二日間なので、旅行がてら同行されるとかで、兄弟二人が留守番となった。
紗英子はそのことを前もって聞いていたので、いつものようにお宅に伺って授業をした。
しかし、彼らにとって、またとないチャンスだった・・・

「センセ、おっぱいおっきいね」
清隆がおもむろに勉強机に座ったままそう言った。
「なによ。そんなこと関係ないでしょ。今は」
勝が、すっくと立ち上がって、あたしの後ろに立った。
「どうしたの?まさる君」
「先生、俺達にセックスの授業もしてくれよ」
そう言って、不敵な笑みを浮かべて、後ろから抱きつかれた。
「いや、いやよ。人を呼ぶわよ」
「呼んでごらんよ。だれもいやしないから」
そうだった・・・紗英子は不覚を悔やんだ。
そのままベッドに引きずり込まれ、両足は清隆に押さえられる。
「いやいや、乱暴はよして。あたし、赤ちゃんがいるの。わかるでしょ?」
「乱暴はしないさ。もっとも先生が暴れなけりゃね。おとなしくしなよ」
勝がシャツを脱ぎながら言う。
「先生も脱いでくれよ」
「いやっ」
「おい、きよたか、脱がせろ」
「うん。兄ちゃん」
そう言って紗英子に覆いかぶさる清隆だった。
「お腹・・お腹の上に乗らないでっ」
「わかってるさ、可愛い赤ちゃんが入ってるんだもんね」
清隆はやさしくそう答えた。
マタニティのボタンがはずされ、前がはだけた。
伸縮性の岩田帯のお腹があらわになり、ブラに手がかけられた。
「ちょっと、背中を見せてよ先生」
清隆がブラのホックを探す。
紗英子は半ば、あきらめかけていた。
男二人に抗って、もしものことがあったら、泣くに泣けない。
好きにさせて、満足したら開放してくれるだろう。
紗英子は、ただ嵐が去るのを待つ気持ちだった。
岩田帯はそのままに、とうとう裸にされ、恥ずかしい陰部も彼らの目前にさらけだされた。
解剖を待つカエルのような姿だった。

勝は隆々と勃起したペニスを紗英子に向けていた。
清隆も小ぶりだが、ちゃんと剥けたペニスをしごいている。
「さてと・・・」
勝が、紗英子の足を左右に開かせる。
「い、いや・・・」
声にならない声を紗英子が上げたが、彼らには聞こえない。
「すっげ、ほら」
指で開かれる感覚を覚え、身を捩った。
「うわ、黒いな」
「乳首も黒いだろ?妊娠五ヶ月ともなるとメラノサイトでメラニン色素が活発に作られてこうなるんだ」
「へえ、兄ちゃんも医者になったら?」
「やだね。おれはロボットをやりたいんだ」
兄弟はそんな会話を交わしながら、あたしの蒸れた恥ずかしい部分を検分している。
「濡れてんじゃない?センセ」
指が遠慮無く入れられる。
「濡れてるな」
紗英子は、心とは裏腹に、少年らに辱めを受けて興奮していた。
真面目な夫と、まじめに生きてきた紗英子にも、獣のような性が存在したらしい。
「おれ、がまんできん。入れるぜセンセ」
勝が打ち込んできた。
「じゃ、おれはお口でしてもらお」
清隆が、勃起を紗英子の口に押し込もうとする。
サンドイッチにされ、紗英子は犯されていた。
硬い勝が深いところをえぐってくる。
「やばい」と紗英子は恐怖を感じた。
子宮に直接当たっているような感覚だった。
このままでは突き破られるんじゃないかと、気が気でないのに、体は快感を求めて少年の突きに応える。
「ああ、よく滑るぜ、せんせ」
「あむぅ」
口には清隆が入っていて、しゃべれない。
「それに中が熱いぜ」
ぎっち、ぎっちとベッドがきしむ。
「センセの口、やわらけぇ」
清隆がうっとりとした表情で言う。
張った乳首が、勝の手でもてあそばれる。
紗英子の飛び出た腹が揺れ、乳房も震える。
「あはひ・・・」
声が漏れた。
「いいのかよ。センセ」
「いい」とは言えない紗英子だった。
「兄ちゃん、おれもう」
「なんだよ、口に出しちゃえよ」
清隆がだらしなく、紗英子の口の中で敢え無く果ててしまった。
「うぷひゃ・・・」
紗英子が清隆を吐き出し、咳き込んだ。
「あ、ああセンセごめんなぁ」
どろどろと口角から白濁液をこぼして、紗英子が苦しそうに身悶える。
それを笑みを浮かべて勝が見て、
「じゃあおれもそろそろ・・・」
といって、足を屈曲させて斜め上から差し込んだ。
深い・・・怖い。
腹が重みで変形しそうだった。
「だめ、そんな深くは・・・」
「いいだろ。もう少しなんだよ」
やめてはくれなかった。
じゅぼ、じゅぼじゅぼ・・・
粘液質の音が勉強部屋に響く。
「すっげ、兄ちゃん・・・」
清隆が、そばで結合を見入っている。
「あ、もういくっ」
勝がかくかくと震えて、紗英子の奥深くに放った。
「あ、ふう・・・」
「兄ちゃん、いったのか?」
「ああ、たっぷり出しちゃったぜ」
どぷっと、陰茎が抜かれ、後からせきを切って精液が飛び出した。
「うわあ、すっげ、やらしいなぁ」
清隆が、うれしそうに言うのだった。

そうして、何度も紗英子は兄弟に犯され、口や膣に若い精液を流し込まれたのだった。

その代わり、彼らは勉強に励んでくれ、紗英子の面目は保たれた。
親の目を盗んで犯され、紗英子は少年たちの性の奴隷に堕ちて行くのだった。

(おしまい)

これを藤堂に見せて、粕谷兄弟で行こうということになったのね。
樹里さんはそのままじゃ、清楚さがたりないので、髪の毛を黒く染めてもらって、ダテメガネをしてもらってと、いろいろ工夫が必要だった。
宅間医師夫婦は藤堂監督とあたしがつとめることになりました。
はじめてカメラの前でしゃべったよ。