あたしは、『ゲゲゲの鬼太郎』で幼少の頃育った。
アニメで一番最初に観たのは、これと『ムーミン』だったと思う。

水木しげる先生が昨日、お亡くなりになった。
「やっと妖怪たちの世界に行かはったんやなぁ…」

手元にあるのはこのマンガ本
鬼太郎夜話
中身は、
鬼太郎夜話中身

こんな感じ。
アニメよりも、先生のタッチのほうがだんぜん怖い。
でも、お話は「支離滅裂」で、どこまでいくんじゃい?というノリで進んでいく。
そのスピード感たるや、先生の風貌からは想像を超える。

背景などはかなり手が込んでいて、絵の上手い人なんだとつくづく思う。
背景は、アシスタントさんが描いてらっしゃるのかもしれないけど。

あたしが妖怪という言葉を知ったのも、水木先生からだった。
それまでは「おばけ」だったもの。
そうそう、『オバケのQ太郎』だったから。

おばけとは異なる「妖怪」は、人間に対峙する姿だった。
人間の欲望の化身…『妖怪ウォッチ』へと続く「…のようなもの」の存在は、今も新しい。

先生、ありがとう!