あたしは、仕事で英語でメールのやり取りをしなければならないことがよくあります。
かく言うあたしの英語は我流もええとこです。
中学生の方がましな英語を書くんじゃないかな。

一応、自分で作文して、Weblioなんかで確認するんだけどね。
近頃は便利になったと思います。

書く方はそれでもいい。

でも会話は?

よくラジオで「Speed learning」のわざとらしい宣伝を聞きますよね。
「石川遼選手も使ってます」とか言って。

「聞き流すだけでいいんです」
そして必ず「赤ちゃんが、そうして言語を獲得する」例を持ち出して「コトバは勉強するもんではない」と続けるんですね。

間違いではないと思います。
母国語の獲得、もしくは多言語環境での多言語の獲得は、まったくその通りで、「ヒッポファミリークラブ」なんかが昔から実践しています。

で、そうやってしてもどうも話せないという人が、多数出るんですよ。
人と話すことが苦手なひともいるから、性格的なものもあるんでしょうけどね。

耳は慣れますよ。
だから映画鑑賞などには一定の効果があるので、試してごらんなさい。

で、なんで話せないのかと言うと、教材のせいではなく、話す環境にいないからです。
言葉はね、毎日、使わないと退化するんですよ。
母国語だってそうなんですよ。
自閉で話さないと、うまく話せなくなるんです。

英語を話す環境を作るのは、今の日本人には困難かもしれません。
それこそ石川君のように、自ら外国へ身を置く覚悟が必要です。
でなければ、外人と結婚するとか、セフレになってもらうとか(あたしがそうだった。ロバートにベッドで教えてもらったことが今も生きてます)。
一人で、外国暮らしをすれば、生きるために英語が身につくのは当たり前です。
外人力士が日本語が上手なのは、それを覚えないと飯にもありつけないし、排せつもできやしない。
だから必死なんですよ。けいこ以上にね。
あの切羽詰まった気持ちが外国語をモノにする秘訣なんだなと、あたしは思いますよ。

だから、ただ「英語がしゃべれたらええなぁ」程度のモチベーションなら、たぶん挫折します。
だって、しゃべらなくても生きていけるんでしょうからね。

必要ないのに英語を身につけるのが、だめなんですよ。
英語が必要になるような環境に、教材に当てるお金を使って自分を置きましょう。
さあ、あしたから外人さんとセックスしましょう。
マンツーマンですよ。
聞き流す英会話じゃなくって、やり流す英会話ですよ。
ほんで、家に帰ったらYou pornの海外版ポルノでどんどん耳慣らししましょう。