「とりいかずよし」という漫画家がいた。
あたしが小学校の時に、少年ジャンプに彼の『トイレット博士』なるナンセンスギャグ漫画が連載されていました。

うんこ・おしっこ関連漫画とでもいいましょうか?
専門的には「スカトロジー」に類するものと推測されます。

今はないでしょうね?
永遠のテーマで、ぜったい読者の心をわしづかみにするのにね。

そろばん塾にいやいや通っていた小6のあたしは、塾の待合室に大量の少年漫画が置いてあって、それを読むために足しげく通っていました。

「うん子ちゃん」という女の子とか、「ちん坊」という頭の少し足りない男の子、額に肛門のある男の人の悩み、うんこ我慢大会のすさまじい結末、スナミ先生、戦争中の疎開の話で食べるものもなく、うんこも出ない悲しい話などなど、盛りだくさんでためになる漫画でしたよ。

それはさておき、こんなものを男子トイレで見ませんか?
Calmic
これはね、尿石の付着を防止する薬液を供給する装置で「サニタイザー」といいます。
写真は日本カルミック製のものです。
尿石というのは、おしっこに含まれるカルシウム分が空気中の炭酸ガスと化合して炭酸カルシウムになり、水に溶けない石を形成して、便器の配管をつまらせたり、悪臭の温床になったりするわけ。

サニタイザーは、だから男子の小便器によく取り付けられますが、女子トイレの便器にも取り付けられます。
男子の大便器にはほとんど取り付けられないのによ。
だって、女の子は大便器でおしっこするんだもん♡♡

昔、男子の小便器にはボール状の薬がふたつほど転がされてましたね。
何とかボールとかいう、黄色いの。
お父さんとかが、おしっこであれをコロコロ転がすのを楽しみにしていたやつです。
あれも尿石付着防止薬剤だそうです。

病院などの衛生陶器にはこういう表示がありませんか?
Cefiontect
「セフィオンテクト」と言うそうです。
TOTOが特許を得ている衛生陶器の表面処理の名前です。
「CeF」とはフッ化セリウムのことだと思います。
釉薬の外側にさらにCeFコーティングをして、細かい凹凸をなくし、ミクロン単位でなめらかに仕上げたものとメーカーは説明していますがそれだけではありますまい。
CeFは光触媒なんですよ。
紫外線(蛍光灯でもいい)で励起され、有機物汚れを分解するんですと!
おトイレの明かりは蛍光灯が多いですが、それで十分働くのです。

あたしは、今、旦那の入院で病院に通い詰めなんですけど、こういうところが面白いんです。
彼はロタウィルスにやられて、下痢三昧で、体が不自由な上に、お尻が荒れて、たいへん苦しんでいるんです。
先生は「日にち薬やね」とにべもない。
でも美人の看護師さんにおむつを換えてもらって、嬉し恥ずかしってとこですかい?


※写真はWikipediaから拝借いたしました。