河島英五の『黄金時代』という歌があります。
作詞がちあき哲也で、作曲が杉本真人です。

いてもいなくても いいよな人だけど
あたし待っている
どこの部屋からか 東京ラプソディー
たしか二箱目 たばこを吸うわ

すきな漫画もたまったし
バーのつけなら払っておいたし
あんた
あんた
帰ってきて

あの荒くれが あの激しさが
黄金(きん)にも思えるこのごろよ

家賃ためたまま 隣は越したけど
あたしここにいる
夜のアルバイト やんなることばかり
ドレス一枚が三万円よ

窓を開ければ数寄屋橋
まるで真知子と春樹の二の舞
あんた
あんた
帰ってきて
あの荒くれは あの激しさは
つぎはぎだらけのやさしさよ

ピアス スカーフ つけまつげ
みんな外した おんなの十二時
あんた
あんた
帰ってきて
あの荒くれが あの激しさが
黄金にも思えるこのごろよ



昭和の雰囲気がプンプンするいい歌詞でしょう?
同棲が男の身勝手で破たんしたんだろうね。
がさつで暴力的な男なんだけど、距離を置けばまた恋しくなる。
女が男に入れ込む場合、「どうしてそんな男ばかりに惹かれるの?」と思うような男だったりする。
その女の父親に似ているのだとも言われる。
粗野な父の背中を見て育った女は、連れ合いも粗野な男を選ぶという。

反対に男の立場からしたら、こんなに都合のいい女はいないわけ。
男は甘え上手で、飽きたら、ふいとどこかへ消える。
そして、忘れたころにグダグダになって女のもとに帰ってくる。
その繰り返し。

男女同権とか野暮なことは言いっこなし。
男と女の仲など、理屈じゃ割り切れないものなのよ。
あたしは、ああいった「権利主義者」が嫌いなの。
デモも、選挙も、民主主義も関係ないような世界で腐ったように生きていたい。
右も左も、分からず屋ばかりだ。

あたしはチョーセン人とも寝るし、サヨクとも寝る。
それはあたしの勝手。