外は雨なんで、こういう表現遊びをやってみましょうか。

エロ描写を学術論文風に…


男性は陰核への刺激を続けながら、舌歯・口唇による女陰への愛撫を行う。
これは数分程度で終えるようにし、ここまでを前戯(ぜんぎ)とするのが通常だが、女性の湿潤具合によっては若干の延長もあり得る。
膣口は正中線に開口するも、小陰唇は左右対称ならず、その大小、不揃いも個人によってさまざまである。
男性器が直伸せず、左右どちらかに湾曲して勃起することに同じである。

男性の外性器はペニス(陰茎)と睾丸で構成されるが、性感帯はこれのみに分布するものではない。
性感帯には個人差があり、人により快感と思う場所と、苦痛に思う場所が異なり、一概に論じることはできない。


挿入を急ぐあまり、潤滑が十分でない膣に損傷を与えたり、苦痛を与えることがしばしばあり、更年期の女性、なかんずく閉経期の女性には慎重に挿入のタイミングを計らねばならない。
また、肉体的に未熟な女性に対しても同様である。
いかなる方法によっても潤滑が不足し、女性が苦痛を訴える場合には、市販の合成潤滑剤を用いることが望ましい。

正常位による挿入は、女性を仰臥位に寝かせ、両足を緩く開くか、もしくはM字開脚させて膣口を露出させ、男性は十分に勃起していることを確かめてから亀頭を膣口に挿入する。
挿入は亀頭部までを一段階とし、そこで一旦、動きを止め、乳房などを愛撫しつつ、気の利いた言葉などを女性にささやきながら、接吻なども取り入れ、さらなる潤いを待ってから、陰茎残部の挿入を行う。
処女などは、膣の拡張が痛みを伴いやすく、成人男性のペニスの太さでも苦痛であることがしばしばあるので、その場合には無理に挿入せず、一旦、抜去し、他の愛撫を試みる。

挿入後は、ゆっくり抜き差し運動(ピストン運動)を行って、男性側の刺激を高め、射精へ導くようにする。
望まぬ妊娠や性病の罹患を防ぐためにコンドームの着用は不可欠である。
射精の遅早は、性行為の質にかかわる問題であり、早すぎても遅すぎても、女性側に不満や苦痛を与える。
射精は男性の訓練によって制御されることが望ましい。

体位は無数にあるが、実際に性行為で実施されるものは限られている。
正常位、後背位、側位、騎乗位、座位またはそれらの変形がよく用いられる。
椅子やテーブル、ベッドサイドを用いた後背位や、そこからの立位というものも好まれる方法である。

愛撫は舌歯・口唇や手指によるものに限らず、ペニスを用いたり、乳房を用いたり、果ては足指で行うなど、多岐にわたる。
また愛撫の対象も、乳房や性器にとどまらず、髪やみみたぶ、くびすじ、腋の下、脇腹、鼠蹊部、内腿、膝頭、臀部、肛門、足指と多岐にわたる。

性器の匂いや体臭は、通常、嫌悪されるはずのものであるが、性行為中の男女において、これらの臭気は得てして興奮を高め、嗜好される。

男性器の大きさが巷間、話題になるものの、女性にとってさほど重要な問題ではなく、挿入困難な大きさでない限り、不満の対象とはならない。
男性器が長すぎると女性が痛がったり、太すぎると女性器が裂けたりするので、ものには限度があるといえそうである。

…あんまり、おもしろくないわね。

ひからびて 粉が散りそな 洞窟を それでもあなたは入れたがる…