厚生労働省の発表では児童虐待の報告件数(児相への)が「うなぎ登り」だそうで、その中でも近親者からの性的虐待が千件くらいあったらしい。

『まり子』はそんな家族による性的虐待の一例です。
まり子のお兄さんのA君の証言をもとに文章にしてみました。
A君は、幸いにも妹さんとの肉体関係にまで発展しなかった。
つまり、バレなかったので、あそこで止められた。
妹さんは、最近、めでたくご結婚されたそうで、A君も「思春期の思い出」として胸にしまっておこうと言っていました。
これは潜在的な虐待だと考えていい。
兄弟姉妹(けいていしまい)による性的虐待は、父親から娘への性的虐待よりも多いらしい。
もっとも多いのはA君のようにお兄さんから妹へのわいせつ行為です。
ただ、妹さんとしては大好きなお兄さんとの関係ということで、必ずしも嫌悪感を抱いていないことが多く、明るみに出ません。
妊娠中絶にまで発展した事例はとても少ないようです。

A君に限らず、妹で童貞を捨てたという男性は結構います。
危ないですね。
理想的には男性というものは「姉」に筆おろしをしてもらいたいらしいですが、そんな例はほとんどないです。
そんな破廉恥な弟を張り倒した姉の方が多いのかな。

そんな中でも、幼いころの姉と弟の「お医者さんごっこ」が、なんとなく思春期にまで続いて、一線を超えた例は興味を引きますね。
ある意味、特殊な例ですが、彼らは確実に性行為にまで発展しています。
あたしの身の回りでも二人、そういう姉弟関係を続けている人がいます。
もうかなりの年齢ですよ。お互い。

これは虐待とは言えないんじゃないか?
なぜなら、合意の上だからで、強要はないのです。
倫理的にアウトなんですけどね。

もう一つのお話『MMKの則子さん』はかなり脚色しましたが実在の女性です。
実は、あたしんちの裏の奥さんで、娘さんをあたしの手伝ってる塾に通わせてるお母さんでもあります。
だから仮名ですよ。もちろん。
彼女とは、あたしと忌憚なく話す間柄でして、この秘密も打ち明けてくれました。
彼女の悩みは、世間に出るとかならず男性からナンパされるってんです。
四十過ぎの奥さんですが、肌もきれいで、五つは若く見える。
そんなことより、地味な人なんです。ぱっと見。
なんでこの人が、男の人に声を掛けられるのかな?
そのうち、肉体関係を持つのはごく少数だそうです。
最年少は小6の男の子に言い寄られたとか。ほんまかいな?
最年長は、ここの町内会長のM氏だそうです。
いやぁ、まいった。

あたしでもナンパされたことないですわ。
則子さん並みの顔を持っているんですけどね(笑)。
なんかフェロモンを噴出しているんでしょうね。
でなけりゃ、犬まで寄ってこないよなぁ。