またバカな日本人の恥さらしを見た気がする。
沖縄を中傷する馬鹿どもだ。

普天間飛行場から飛び立った米軍ヘリが隣接する小学校の校庭に窓を落とした件である。
「後から小学校を建てたから、同情の余地なし」
「基地で金をもらっているのだから文句を言うな」
「やらせじゃないのか?」
などなど、聞いていて憤懣やるかたなしだ。
これが同じ日本人の言葉だとすると、あまりにもひどい。
在日朝鮮人への根拠なきヘイトスピーチとまったく同じ差別感情と、わけのわからない「いらだち」から来るのだろう。
こういった小心者は、自身の「恵まれぬ」立場への腹いせに、弱者を貶める言動に出るのだ。
卑怯極まりないではないか。
だいたい、東京の人間が多いらしい。
基地から遠いところから物を言う。
無責任だ。
恥だ。

安倍首相に寄り添い、日米安保を支持するのが「愛国主義」なのだろうか?
日米安保に反対することは「非国民」なのだろうか?
先の大戦では「鬼畜米英」だったのに、なんという親米思想なのだ?
そのほうが恥なのではないか?

ちかごろの若い人には、かつてアメリカを相手に日本が戦争して負けたことの知識が欠落しているらしい。
だとすれば、親米思想もやむなしかもしれないが、それでは歴史を知らなさすぎる。
そんな思考回路で沖縄に意見するものではないだろう。

ネットの偏った言動に煽られながら、間違った意見を堂々と述べ、いわれなき差別を助長するのは人権侵害であり、犯罪だと知るべきだ。
だからネット社会は「だめ」なのだと言われる。
いいところがあっても「一事が万事」となって、悪いところばかりが独り歩きするのだ。

規制が増えて、窮屈な暮らしになっていくのは、一部の心ない人々の行動のせいなのだ。

人のことを言う前に、自分に向き合え!
ほんとうに今の日本人は恥ずかしいところが目立つ。
もっと自分の頭で考えてほしい。
勉強しなおしてこいと言いたい。