「こいくち」と「うすくち」の使い分けを、私はしている。
京都だからなんでもかんでも「うすくち」だと思ったら、それは違う。
少なくとも、うちでは両方用意している。
「うすくち」のほうが塩分が若干高めというのは、いろんな情報番組で言うている通り。
使い過ぎに注意が必要です。あなた血圧高い?ならぜったい使いすぎないようにね。

醤油の方程式(そんなもんがあるんかい?)
・野菜の煮物、白身魚の煮つけ、うどんの出汁にはうすくち
・青背の魚・魚以外の魚貝・肉類・根菜の煮つけはこいくち

かぼちゃが微妙で、「菊かぼちゃ・鹿ケ谷かぼちゃ」はうすくち、そのほかの皮のつるっとしたかぼちゃはこいくちを使うなぁ。
イワシの煮つけ(銚子煮)、さばの煮つけ、イカイモ(船凍イカとジャガイモか小芋のたいたん)はこいくち。
トンボ節(なまり節)の煮つけは、うすくちにしてる。
ハモの照り焼き、かしわの照り焼きは色と香りのこいくちだね。

おでんはうすくち、うどんすきやおきすきはうすくち、芋煮と肉じゃががこいくち。
筑前煮がうちだけかもしれないが「こい・うす混合」だ。
うすくちで仕上げると、かしわの色が悪い。かといって、こいくちで仕上げると墨汁みたいになる。
そこであみだしたのが、混合である。
両方をそろえているからできる技だ。

卓上のしょうゆは、こいくちですよね。うすくち入れている人いますかね?
肉まんにはしょうゆをつけるか、ウスターソースなのかで迷いますねん。
大阪はたいがいウスターソースなんだな。
京都の人はしょうゆ派が多いような気がする。

和食は、修正もきくし、余った物や味不良の混合処分もしやすい。
だし、醤油、さとう、みりん、酒、塩、酢だけで和食のほとんどが味付け可能だというのもシンプルだ。
バルサミコ酢だの、XO醤だの、シャンタンだの、コチュジャンだの、そんなの置いておけないよ。
じゃまだし。
コショウとゴマ油、七味、ラー油ぐらいは置いてるけど。
台所がごちゃごちゃしてると、危ないし、ゴキブリが運動会するし、よくないよ。
実験台は整理整頓と、化学の時間に習ったでしょう?

あと、モリタのABC消火器は置いときなさいよ。
あたし、甲種危険物取扱者だからね、火を出すと重過失になって罪が重くなるのよ。
だからタバコ止めたんだから。