生活していくうえで、最近「なるほど」と思い実行していることがいくつかあるのでご紹介します。

①車の輪留めに関すること
自動車を運転する方は、駐車場にある輪留めに、後輪なり、前輪を当てて停めていますか?
これね、当てないで、少し前進(後進)して、すき間をあけることが車に負担を掛けないそうですよ。
つまり、輪留めにタイヤを当ててハンド(フット)ブレーキをかけておくと、結構な力が車軸に加わっているらしく、まあ、そんなにすぐに壊れるほど車も、やわじゃないけれど、何度もやっていると故障の原因にならないともかぎらない。
中には、タイヤがたわむほど輪留めに押し付けていらっしゃる方もいるからね。
ただし、坂道の駐車で輪留めをするには、坂下側のタイヤにちゃんと噛ましてくださいよ。

②自動巻き腕時計に関すること
自動巻きの腕時計なんて古風なものをお持ちの方も少ない昨今、時計にこだわりを持っている人は、自動巻きの腕時計の一つや二つをお持ちかもしれない。
そう言う人には「釈迦に説法」かもしれません。
つまり、自動巻き腕時計を外しているときでも、ゼンマイは巻いて動かしておくことなんですよ。
そういう回転式格納箱とでもいうものがありますのも、自動巻き腕時計を大切にするオーナーのためです。
そんな高価な装置をもっていなくても、身に着けていない時でも手にもって愛でながらゼンマイを巻いてやってください。
そのココロは、油切れを起こさせないようにということ。
機械、ことに歯車系の機械は薄く油を引いてあるものです。
歯車の摩滅を防ぎ、時刻の誤差を最小限に収めるために摩擦を軽減させるよう、少し油を施してあります。
これが動かさず、一定の方向に向けたまま横たえてあると、油は液体ですから低い方に寄ってしまって、必要な場所は油の膜がない状況になり、次に動かすときに摩擦が高まってしまっています。
一日に一回、せめて自動巻きの振り子を回すか、ゼンマイを巻いて動かしてやって油を回してやることが長持ちの秘訣です。

③アイドリングストップは必要か?
これも車の話題。
最近の車には、軽自動車でも「アイドリングストップ機構」がデフォルトされていて、いやおうでもアイドリングストップがかかってしまい、信号待ちからの発車にやや時間がかかってイラっとすることありますよね。
これを常時外す装置がカー用品店にも売っていますが、手元スイッチ(たぶんハンドルの右下ぐらいにあるはず)で解除することができるようになっているはずです。
ただデフォルト化されているので、いったん車のエンジンを止めて再発進するとき、再び手元スイッチで解除することになりますが。
だいたいアイドリングストップを頻繁にやって本当に燃費がよくなるのか?
また環境負荷が小さくなるのか?
かえって、バッテリーに負担をかけてしまい、その寿命を短命化させてはいないか?
確かに長い渋滞ならば、アイドリングストップは効果を見せるでしょう。
街中の、信号停車くらいでいちいちアイドリングストップされるとドライバーもストレスたまります。
まあ、ハイブリッド車や電気自動車ならそんな心配はいらないのかもね。

④使い捨てカイロを長持ちさせる
使い捨てカイロは、一度封を切るともう発熱が止まらないと思っていませんか?
鉄が酸化する際の発熱を利用しているわけですから、外部からの酸素を遮断すれば反応がストップします。
ゆえにジプロックなどの密閉度の高いビニール袋に収めて封じれば、また開けて使うことができます。
突然「もういらんわ」というときに、開けたばかりの使い捨てカイロはこうすればもったいなくないです。

⑤ふりかけ「ゆかり」を卵の殻の内側に…
これはね、偶然見つけたんだけど、何にも役に立たない情報かもね。
「ゆかり」は、ご存知だと思うけれど、赤しそが原料の香りのよいふりかけです。
これを、生卵を割った殻の内側(濡れている)に、こぼしたことがあったのね。
しばらくしたら、かき氷のブルーハワイって知ってるかな、あの色に変色したのよ。
あざやかな青ですよ。
シソの色素はアントシアニン系(シソニン)のものだったと記憶しているけれど、どんな条件で青色に変色するんだろう?
梅じそなら、梅のクエン酸で酸性条件下の色が「ゆかり」の色だろうから、卵白アルブミンの㏗がアルカリ性なったのではないでしょうか?
どうやら鶏卵は古くなると中に含まれる二酸化炭素が抜けて㏗が9程度まで上がるといわれています。
もっとも、割った鶏卵の内面は二酸化炭素が抜けて、アルカリ性に傾いているはずですね。
原因は㏗じゃないですかね。

ま、こんなところで…じゃ、また。