石油ストーブの世界的メーカーである「アラジン」の製品を、うちも使ってます。

まずは、オーブントースターです。
アラジンオーブントースター

デザインがクラシックでいい感じ。
色もね、こんな色の電化製品ってなかなかないのよ。
落ち着いていて、電源が入ったときのヒーターの熱線との対比が絶妙なんだな。
アマチュア無線機でもね、アメリカのドレーク社やコリンズ社の無線機みたいな感じが出てるのよ。
あのころの無線機は真空管だから、終段管の熱線の色がこんな風だった。
若い人にはわからんだろうなぁ。
平成も終わろうとしてんだけど、昭和中期のアマ無線の黄金期でした。
「King of hobby」なんて言われてたんだから。
「CQ ham radio」誌なんか電話帳みたいに分厚かった。

それから、この「グラファイトヒーター」もあったかい。
アラジングラファイトストーブ
うちの猫もお気に入り。
グラファイト(炭素棒)が熱線を光の速さで伝えるので、すぐにあったまる。
オーブントースターもこの熱源が使われているんだよ。
その仕事量はすさまじく、冷凍お餅なんかちゃんと見ておかないとすぐにとろけるぜ。
私が高分子化学の研究員だったころ、赤外吸収スペクトル分析装置の光源がグラファイトヒーターだったのを思い出した。
指先くらいヒーターで、それでも顔を近づければほのかに暖かったのを覚えている。
それがこんなにでかいと、気をつけないと火傷するよ。

アラジン社はブルーフレーム(青い炎)の石油ストーブでつとに有名だった。
イギリスの会社で、ここのストーブは古い映画やドラマにもよく出てくるくらい。
トレードマークは写真にもあるように「魔法のランプ」です。

いいものは、ずっと使っていたい。
そんなヒーターたちでした。