『チコちゃんに叱られる』の最後に出てくる黒い鳥「キョエちゃん」が、岡村に対して、だんだん口が悪くなるのが面白い。

あの、たぶんカラスなんだろう(生ゴミが好物だと言っている)「キョエちゃん」に似たキャラを以前どっかで見た覚えがあった。

森田検索に訊いたら、
「ぼくは、キョロちゃんかな。ほら、チョコボールの」
「なるほど…でも目がもっと意地の悪そうなんだけどな」
すると、内外小鉄デスクが
「しらけ鳥じゃないか?もしかして」
「そうだ、そうだよ、それよ」
「でもあれは白い鳥だったぜ」
「そうだっけ?」
『電線音頭』という、伊東四朗(ベンジャミン伊東とか言うてた)と小松政夫のコンビの出し物があったんだよ。
「人の迷惑かえりみず、やってきました電線軍団」ってやつ。
やぐらコタツの上でキャンディーズなんかが踊らされるんだ。

それとは別に、伊東が母さん役で、小松が父さん、キャンディーズの悪ガキ三人(男の子)とがくりひろげるお茶の間コントで、父さんの受けないギャグで場がしらけると、
「しぃらけどぉり、とぉんでゆぅく、みなみのそぉらぁにぃ、みじめ、みじめ~ぇ、えっ!」
なんて、小松政夫が歌うわけね。
その小松の片腕にはまっているのが、しらけた顔の白い鳥なのだった。
私は鳥の色を間違って覚えていたらしい。

『見ごろ、食べごろ、笑いごろ』なんていう、『8時だよ!全員集合』よりも変な番組が子供らには大人気だった。
その中で「しらけ鳥」や「電線音頭」が出てきて茶の間を沸かせていた。

私が中学生から高校生になったころまでの、今となっては、なつかしい思い出である。