このごろ、もやしと水菜ばっかり食ってるなぁ。
もやしは安いのよ。
一袋、30円ぐらいで、お腹いっぱい、アゴだるい。
ピーマンやタマネギ、ハムかソーセージの刻んだものと炒めて、ウスターソースかけて食う。
野菜炒めだね。普通の。
ニラをいれてもいいし、安い野菜を入れたらいいの。
水菜も刻んで一緒に炒めたったら、大皿にいっぱいできてしもた。
ごはんは、ちょびっとでいい。いや、なくてもいい。
さきにこのエサを食うと、飯が食えない。やってみたらわかるけど、別腹もふさがる威力よ。

これを平らげたら、馬になった気分だ。
この「飼い葉」のような、餌のような食事を毎日していたら、顔が長くなったようだ。
(そんなことあるけぇ)

血糖値が下がっていいのよ。
うんこも、お腹がでんぐり返るほど出るし。

もやしってなんで、あんなに安いんだ?
もやし屋って、儲かってんのかな?
「さおだけ屋がつぶれない」ことで一冊本を書いた経済学者がいたそうだが、もやしについても書いてほしかった。

もやしのひげ(根)を取るか取らんかで論争になったことがあったが、めんどくさいので私は時間のない時は取らない。
基本は取りますよ。
炒め物のときね、もやしのひげがあるとね、そこから先に焦げて焦げ臭くなるからよ。
みそ汁の実にするときは取らない。
忙しい時にそんなことしている暇がないから。
するとね、おタマにひげ根が巻き付いて、イラっとするわね。
気の持ちようだけどさ。
やっぱ、ひげ根は取った方が気分がええわなぁ。
あらかじめひげ根を取ったもやしも販売されている。
対して高くないから、買うんだけど、これって、工業的にどうやってるんだろう?
まさか、パートさんがちまちま取ってるんじゃなかろうね。
フィリピン人とか使ってさ。
もしそうだとしても安すぎるんだわ。
人件費込みで、一袋60円は…するとマシンがあるんだろうか?
見てみたいね。機械屋としては。

もやし…ふしぎな食材です。