ネットで次のような覆面算があがっていた。
覆面算には、桁の最初の文字は「0」であってはならず、文字が違えば異なる数字が入り、断りがなければ濁点、半濁点のついた同じ文字は区別するというルールがある。

  にわとり
ー  たまご
   ひよこ

というもので、出題者によればこれを満たす数字の組み合わせは、なんと96通りもあるそうだ(私には確かめる時間がない)。
幸い10文字なので1~0まで全部使うことになろう。

それでは問題にならないので「そのうちにわとりに一番近いひよこを求めてください」ということだった。
つまり「にわとりーひよこ=たまご」の最小になるような「ひよこ」を求めよと言うことだ。

4桁の数字から3桁の数字を引いた結果が3桁の数字ということは「に」は「1」になるしかない。
「に」が「2」以上だと、「ひよこ」にならないからだ。
といっても「にわとり」の最大値「1987」では成り立たない。
「ひよこ」になるための「たまご」が見当たらないからだ。

「ひよこ」が最大値となるための仮定として、「にわとり」がなるべく大きい数で、「たまご」はなるべく小さい数であるだろう。
すると「にわとり」は「1023~1987」の間にあり、「たまご」は「102~987」の間にある。
これでは漠然としているのでもっと絞り込まねば話にならない。

仮に「にわとり」を「1023」とした場合、「たまご」は「456」以上の数字になるだろう。
ちなみに「たまご」は「456」では「ひよこ」が「567」となって「5」と「6」が重複するので不正解だ。つづく「457~459」も同じ数が出現し不正解である。
つまり「4‥」の3桁数字はこの場合は使えない。
「5‥」や「6‥」や「7‥」や「8‥」は「1,2,3,4」が必ず出てくる。
これは十進数だから仕方ない。
「9‥」は「ひよこ」にならない。つまり2桁の数字になってしまうからだ。

さて十進法に着目してみよう
与式を書き換える。に=1として。

   1000×1+ 100わ+10と+り
ー        100た +10ま+ご

となって、
1000+100(わーた)+10(とーま)+(りーご)=ひよこ
となることがわかる。
ところで
わ < た 
である必要がある。
なぜなら、この引き算では、繰り上がりの逆、つまり「借りてくる」によって4桁→3桁になる必要があるからだ。
もちろん、わ=0で と< ま であってもよい。
「と」と「ま」および「り」と「ご」の大小関係に制約はない。

すると「わ」が「9」でないことは明らかである。最高でも「8」までであろう。
しかし「18‥」では、引く相手「たまご」が「9‥」しかありえず、かならず「ひよこ」は「8‥」になってアウトである。蛇足だが「7‥」以下では上の位から借りずに済むので「ひよこ」が4桁になってしまう。
次に「17‥」で「1789」はすでに「8」と「9」を両方使っているので、どちらか一方を十の位にしてみても、900台、800台の数を引けば必ず「7,8,9」が出てしまう。

さらに、に=1から、
りーご=こ≠1 (り>ご)
ただし、り< ご の場合、9-ご≠1であるから
ご≦7 
でなければならない。

たとえば私が見つけた「にわとり=1098」、「たまご=473」なら「ひよこ=625」となるが、この「にわとりーひよこ=473(つまり「たまご」)」という差が最も小さい(「にわとり」に近い)かどうかはわからない。
 1098
ー 473
  625

さてどうしたものか?

誰か教えてくださいな。