農家さんから、食用の菜の花をいただいたのですが、ちょっと花が咲いてしまって、硬くって食べられないから生け花にしました。

菜の花
最初はつぼみだったんですが、今日は気温が高かったので、咲いちゃいました。
主人が勤めていたころ使っていた関数電卓「Sharp EL-9000」が出てきました。
電池も無くなってしまっていたものですが、マニュアルが散逸してしまってないんですね。

EL-9000
Sharpのホームページに製品のPDFマニュアルが公開されているのですが、EL-9000だけがない。
ほうぼうネットサーフィンして英語版のPDFファイルを見つけましたよ。

EL-9000en
200ページを超えるマニュアルでしたが、ダウンロードしておきました。
ゆっくり読ませてもらいます。
この程度の英語なら、まあ楽勝でしょう。マニュアルですからね。
かいつまんで、読んでみると、グラフィック機能が強化されていて、グラフ表示ができるらしい。
当時としては画期的なモデルだったようです。
それに簡単なプログラミングができるので、「ピタゴラス」シリーズの仲間のようです。
それなら、あたし経験があります。
手帳の大きさで、カバーの扉側にもソフトタッチキーボードがあり、統計関係の関数がそこにまとまっています。
最小二乗法とか標準偏差なんかがここでやれるみたい。
小さい割に、なかなか充実した電卓です。
こりゃ、ぜひとも復活させねばなりますまい。計算尺より、三角関数や対数が使いやすいでしょうからね。
私も「ピタゴラス」のEL-509Mを持っていますが、ちょっと大きいのでポケットに入らず、邪魔な感じがしてたんです。
女は、胸ポケットに電卓は入らないです。よほど「板胸」でないかぎり。
EL-509Mは会社で使うとして、手元にはEL-9000を置いておこう。
「ああ、そういえばソーラーバッテリーがついてないや」
このころの関数電卓は内蔵電池だけで駆動させていたみたいです。
裏を開けてみると、CR2032が二枚で動いていて、さらにもう一枚でメモリーを揮発させないようにしているようです。

EL-9000は、Sharpでは早々に切られてマニュアルも残していないみたいですけれど、ユーザーの中では密かな人気を得ていたみたいです。
使いやすいと。
だからオークションサイトでも高値で落とされているみたい。

おっと、もう寝ないといけないや。