アサガオが発芽し、双葉を見せました。
この種子は発芽にムラがあるようで…少し徒長気味なのはうちの庭の日照スペースが限られているからですね。
アサガオ双葉

北向きゆえ、建物の陰になるのです。
遠く叡山(えいざん)を望む、良い立地なのですが、それは北向きだから。

半日蔭の王者はやはりアジサイでしょう。

アジサイ隅田の花火
アジサイA
アジサイホワイトボール
三種類のアジサイを庭に植えています。
エントランスっていうんですかね、私道(門柱)まで3メートルぐらいのやや傾斜した小径(こみち)があるのね。コンクリの。その右側に一列に三種のアジサイを植えっぱなしにしています。
ここは夏以外には日がほとんど当たりません。
剪定さえ間違わなければ、毎年、花を咲かせてくれます。
実は何度か剪定を誤って、花をつけなかったことがあったのね。

そよかぜに かえり見すれば 紫陽花の 真白き玉に君の面影 (なおこ)

ふと見れば 額紫陽花に蛙かな (なおこ)

額紫陽花(がくあじさい)は、アジサイの原種です。
額縁のように、周囲にだけ花びら(これは花びらではなく萼(ガク)です)のはっきりした花をつけます。たとえば、上の写真の最初のアジサイがそうです(「隅田の花火」という品種で、萼が八重咲になっています)。
名前がまぎらわしいですが「萼(がく)」が花びらのようにみえるのはアジサイ類の花の特徴で「装飾花」と呼ばれますが、「ガクアジサイ」に固有のものではありません。
ガクアジサイの場合、中央の地味な花が本当の花で受粉すれば実をつけます。
生物学的には、ガクアジサイは周囲の「装飾花」で虫を呼び、受粉を媒介してもらうために縁取りのように目立たせているのだと説明されます。
園芸品種の花群が「玉」のようなアジサイは、全ての花が「装飾花」になっているわけですね。

今日は、暑かった。梅雨の中休みで真夏日とは…