キハ5501系、昔、南海電鉄線で走ってた気動車。
かすかに覚えてる。
今日の毎日新聞朝刊のコラム「線路は続くよ」に取り上げられていた。

当時の国鉄紀勢本線に乗り入れていたので、南海電車は狭軌なんですよ。

昭和三十七年生まれのあたしは、まだ幼い時分に、母の実家へよく連れていかれた。
そこは泉大津なので、南海電車で行くの。

堺市駅でこの気動車を見たことがあるし、走っているのも見た。
二両編成で走っていたと記憶している。

あたしが生まれた年に製造が中止になったそうです。
でもしばらく走っていただろうから、あたしが見ていてもおかしくはないよね。


ハム将棋を平手で戦って連勝できるようになった。
「棒銀」「矢倉」が身についてきたな。
女子中学生のKちゃんの手ほどきのおかげです。
いまだKちゃんには勝てませんけどね。

体の変調がどっと来たみたい。
エッチなことは、考えたくもないし、書きたくもなくなった。
女はそういうふうに突然、来るんだそうです。
更年期のホルモン治療がよくなかったのかもね。

科学史の本を引っ張り出してパラパラめくったり、将棋の本を読んだり、「オブローモフ」を読んだり。
「オブローモフ」って退屈な本だよ。
ロシアのゴンチャロフっていうチョコレート屋みたいな名前の作家が書いた本。
主人公の名前が「オブローモフ」なんだけど、「イリヤ・イリイチ」なんて呼ばれることもあって混乱します。
今は「オリガ」っていう恋人ができたところを読んでる。
ここまで来るのに二か月くらいかかったわ。

第一巻目はオブローモフは寝床から出ないんだよ。
友達が来ても、寝床に入ったまま、話が続くの。
ちょっとは出ても、表には出ない。
まず部屋から出ない。
身の回りはザハールという下男がみんなやってくれる。
お金、どうしてんだろ?
オブローモフは貴族なんだよ。
親から遺産として受け継いだ領地を糧にその年貢で生活している頽廃野郎なんだ。
どこか、あたしに似たとこがあるから、読み続けられるのかな。

やっと寝床から出ることができたのは、オリガのおかげ。
オンナがやっぱり力を発揮するのよ。
オブローモフも男なんだよね。

ロシア帝国が崩壊するちょっと前のロシアの倦怠期を描いているのよ。
「農奴制」って知ってるでしょ?
これが崩れて、オブローモフみたいなのがロシアを腐らせて、革命に至るの。

貧民の犠牲の上に胡坐(あぐら)をかく十等~七等の下級官僚貴族・・・
それがオブローモフたちなんですよ。

今の日本、どこかしら似てませんかね。

あたし、お布団から出ないもん。今日は。