あたしが高校時代に傾倒していた作家が「本多勝一」だとしたら、嗤う人も多いだろう。
嗤われて当然かもしれない。

影響されやすいのだ。

イザヤ・ベンダサンこと山本七平の「日本人とユダヤ人」とか、課題図書にもなってて、本多の本も例外ではなかった。

そう、学校から「読め」と言われて、純粋無垢(?)な少女がかぶれていくのは時間の問題だったわけよ。


本多も呉智英(くれ・ともひで)も野球が大嫌いだった。
この二人、なんか共通点があるのね。
呉智英の書く文章はおもしろくて、コラムなんか切り抜いて置いてたな。

本多が「週刊金曜日」に寄稿することが多く、すると次は、その編集長の佐高信だな。
もうだめだろ。あたしの思想・・・
嗤ってくれていい。
※筑紫哲也も在日だというから、「週刊金曜日」なんて、WiLL以上にアブねえな。

本多は薬学部を出て、薬剤師になったという経歴を持ち、再び京大の門を叩く。
農学部に在学してあの京大探検部の創生に寄与したとか。
だから、「カナダ・エスキモー」とか「ニューギニア高地人」「アラビア遊牧民」というフィールドワーク三部作を打ち立てられたのね。

近年、本多が在日ではないかと、本名まで明らかにされているようだけど、あたしは知らない。
もう、周りが在日だらけで、わけわかんないから。
石を投げたら在日に当るってのも、大げさじゃないのよ。
日本人のほうが肩身が狭いわ。

佐高だって、在日だって言うじゃない。
よく、ヘイトスピーチ問題を取上げてるよね。
ただ、やはり彼の、天皇に対する不敬な態度は、日本人じゃないなと思うのはあたしだけじゃないでしょう。

本多に影響されたあたしは、だんだん開高健に動いていく。
ベトナムつながりでそうなったんだけどね。
そして、大学で民青に「入信」し、ワンゲルで山女になり、科学者こそ「科学的社会主義」の実践者だと信じて疑わなかった。

バカも休み休み言えっての。

そんなあたしに、冷や水を浴びせてくれたのは、指定暴力団「琴平会」の若頭(当時)、蒲生譲二だった。
「青いな、なおぼん」
「しょんべんちびるほどの死の恐怖を味わったことがない、お前にはわからんやろけど」

今のあたしは、イデオロギーは愚民を操作する「スローガン」でしかなく、一抹の真実もない「空(から)箱」だと断言できる。

人権は大事だけれど、人権が国を潰すのだとも思う。
人権は重すぎ、費(つい)えがかかりすぎ、共倒れの元凶になりかねない。

弱者を切り捨ててはいけないが、手厚いのはもっといけない。

日本は日本人を食わせていくことができなくなっている。
そのまま国際競争社会に国民はさらされるの。
見ていてごらん、食べられなくなる国民が東京五輪のときには倍増しているはずだから。
富の再分配は行われず、貧者はどんどん貧者となるようになってるの。
女は体を売れるけど、男はなにも売れやしない。

つまり「在日」だとか「日本人」だとかは、なんの意味も持たなくなるのよ。
金を持つものが企業を買収し、市場を席巻し、ガイジンの下でビンボな日本人がこき使われるのは、そんなに無茶な想像ではないでしょう?
移民になって国外に流出してみます?
自分の力を信じて。
信じたほどは好転しないでしょう。そんなもんよ、あなたがたの力など。
裸一貫の今の日本人は「ジョン万次郎」ほどにもなれない。
一握りの人間と、その他大勢という構図は地球のどこを切ってもアルアルよ。

さあ、どうする?
本や知識は、もうあなたを救いはしないし、慰めてくれることもないだろう。