点滴に逆性石鹸を混入させて二人の寝たきり老人を殺害した病院が話題です。
聞けば、7月からこっち、今回の事件の二人を含めて五十人ほども、4階のフロアーで死んでいるとか。
終末期医療の病棟だったでしょうかね。
それなら、死んで病院を出ていくのが普通だから、当たり前なんだけど人数が多すぎませんか?
気になるのは事件発覚後は一人もお亡くなりになっていない。
犯人が息を潜めているのでしょう。

病院の対応も変だし、遺族の追求も甘い。
だとすれば、ここは「暗黙の了解」のあった「安楽死病院」であった可能性が高い。
もう長くない寝たきり老人を抱える家族が最後にかけこむ病院が全国にあると聞きます。
あたしの母も末期がんでそんな病院で亡くなった。
積極的治療を行わない、自然死を迎えさせるターミナルケアの病院です。

そういった病院はすぐに満床になる。
患者の回転が悪いと病院経営も圧迫する。
すると、病院と家族の利害の一致ということで「積極的」に死を迎えさせることが院長裁量でできてしまう。
それが「安楽死病院」です。
だから遺族も共犯ゆえ、あまりうるさく言わない。
やぶ蛇になりたくないからね。

内部告発でこういうものは発覚しやすく、今回もそうだった。
行政の対応は緩慢で、重い腰だったようだけれどね。

捜査本部も慎重で、なかなか情報を開示しない。
この事件は、犯人が複数いる組織的なものらしく、彼らの耳に捜査状況がマスコミから入ると証拠を隠滅させられる可能性が高いからです。

さあ、どうなることやら。
必要悪はどこにでもあるのよ。
どれだけお金が絡んでいるのか知らないけれどね。
蛇の道は蛇なのよ。