ロヒンギャが「民族浄化」の憂き目に遭っている…
こんな衝撃的なニュースが先週あたりから目につきます。
ミャンマーの新政府とイスラム系少数民族「ロヒンギャ」が武力衝突し、大量の難民がお隣のバングラデシュに流れ込んでいるらしい。
ミャンマー新政府はご存知の通りアウン・サン・スーチー女史が政治顧問をしているのでした。
ノーベル平和賞を受賞した彼女が「民族浄化など誇大表現だ」と認めようとしません。
彼女の言い訳めいた弁明はロヒンギャ迫害の事実を認めつつ、それを「不法移民で武装蜂起したから鎮めた」までのことだと言うのです。
しかし、その歯切れの悪さは否めません。
同じノーベル平和賞をもらっているマララさんや、十四世ダライ・ラマからも苦言が呈せられています。
あたしも、この記事を読んで目を疑いました。
スーチーさんがこのようなひどい言葉を吐くなんて考えられないからです。
異例の国連の高等弁務官も介入するという人権問題に発展しつつあります。

スーチーさんの言い方はどこかトランプ大統領に似ています。
「美しいミャンマー」を取り戻すという言葉も安倍晋三が言いそうな言葉です。
理想郷にはロヒンギャはいらない…
愛国者を迫害者に仕立て、弱者を追い詰める。
ロヒンギャにも、ただやられっぱなしは嫌だからと武装蜂起する者も現れる。
すると、ここぞとばかりに「犯罪者」として彼らを粛清するミャンマー政府。
権力を得た者はみな同じ轍を踏むのか?
「正義」はまたも為政者の行為の正当化に使われる。

地球上のどこの民族も「浄化」の対象にされるべきではない。
ナチスの再来は御免だ。
そもそも「浄化」されるような「穢れた」民族などこの星にいるものか!
みな美しく、貴いものだ。

スーチーさん、目を覚ませ!