新型コロナウィルスのせいで、世界中の経済が鈍化した。
日本だって例外ではないし、かなり借金して国民にばらまき、経済にテコ入れをしたわけだ。
財源は、将来の国民に対しての莫大な借金である。
到底返せる見込みはない。
なによりも、今後経済が以前のように復活するかどうか極めて怪しいのである。
東京2020オリンピック・パラリンピックは、来年開催に向けて努力されているけれど、今までのような豪華な開催はできないのである。
チケットを高額で買った人々はどうなるのだろう?
縮小されたオリンピックが開かれ、収容観客も満員というわけにはいかない。
チケットは「カラ手形」になって、払い戻しにも応じてもらえないんじゃないだろうか?
選手村のマンションがオリンピックののちに一般に分譲され、すでに予約販売がおこなわれたらしく、本当なら今ごろは新居に入れる算段のはずだった。
新型コロナウィルスのせいで、マンション購入者の予定は大幅に狂い、子育て世代などは、まさに人生設計のやり直しを迫られている。

国の借金は、一般人のそれと違い、中央銀行が通貨を発行できることだ。
われわれが、借金を返せないからとて、札を印刷することは許されない。
ゆえに細心の注意を払ってインフレにならないように、国家が中央銀行に現金の発行をさせる。
だから、国債を乱発したからといって、あまり気にしなくていいという楽観的な評論家もいるくらいである。

インフレは恐ろしい。
軽度なインフレは、デフレ脱却の目標として歓迎されるものの、行き過ぎれば、世の中はパニックになってしまう。
モノ不足で、物価が急上昇するからだ。
貧困が、デフレ以上に深刻に広まるだろう。
政府がバラマキをしても、買える品物がないのである。よって貨幣価値が暴落するが、こうなると、止められないのが歴史の教えるところだ。

実体経済に合わない株価高が不気味である。
あれは先進各国が現金をばらまいた結果だからだ。
機関投資家は、気配で売り買いをする。一般投資家はそれに追従して大損をこく。
決して経済が好転しないのである。
投資の仕方が、まったくの利殖になっていて、生産や雇用につながっていないからだ。

このままだと非常に危うい。
世界ではふたたび、新型コロナウィルスの罹患者が増えている。
ロックダウンをすれば経済は死ぬ。
感染を拡大させないためには人の動きを封じるのが一番であることは、みんなが知っている。
日本は善戦しているか?マスク着用率が世界のどの国よりも高いからだという人もいる。
それでも日本人だって我慢の限界に来ている。
GoToトラベルやイートのキャンペーンもどこかちぐはぐで、上限金額が大幅に下げられる始末だ。
これではせっかくの観光ブームに水を差すことになるだろう。
14000円が3500円に割引が下がれば、もはや「やめとこ」になるだろう。
前年実績で各旅行事業者の補助金配分枠が決定されていて、学校や学術会議などの団体旅行を専門としていた中小旅行業者は配分がもともと少なく、すぐに底をついてしまったわけだ。
なんでそんな配分法をしたのだろう?来月になれば元通りにサービス上限が回復すると言うのだが…
とにかく、来年1月までの期限付きのGoToである。
一時しのぎでは、まったく将来を見通せない。
JTBとHISがキャンペーンを牛耳っているのも、政府との癒着があるのでは?と勘ぐってしまう。
電通みたいにね。