昭和歌謡の森田検索です。
今日は、いま熱戦が繰り広げられています「センバツ」高校野球の話題から、応援ブラスバンドの曲を見ていきましょう。

甲子園といえば「コンバットマーチ」ですね。
これは早稲田大学の応援部吹奏楽団が作ったそうです。
学生さんが作ってひろまっためずらしい曲なんですよ。
早稲田といえば「早慶戦」です。
そこで早稲田のスタンドからは「コンバット」(発表当初は「マーチ」はつかなかった)が奏でられた。
その勢いに乗ってか乗らずか、早稲田大学野球部は早慶戦を制し優勝するのです。
なんで「コンバット」かといいますと、当時アメリカの戦争ドラマ「コンバット!」がテレビジョンの草創期で人気だったかららしい。
ドラマ「コンバット!」のテーマも日本じゃ有名ですけどね。
これはゴキブリ退治の「コンバット」のCMに流れていました。
この品名こそ由来を知りたいものです。

智辯学園和歌山高校の応援団が採用したヴァン・マッコイ作曲の「アフリカン・シンフォニー」(1974年リリース)も、今や各校の応援団が演奏しますね。
しかし甲子園での演奏はPL学園が最も早かったといいます(1978年)。
吹奏楽では定番の曲目で、金管向けで雄大なアフリカ大陸を表現して余りある名曲です。
パーカッションなど打楽器がちりばめられ、アフリカの民族音楽をほうふつさせるんですね。
応援曲としても、攻撃の高揚感を高ぶらせるのにもってこいです。
ヴァン・マッコイは黒人の作曲家であり、三十九歳という若さで心臓疾患で死亡するという短命な人でした。
中でも「ハッスル」は日本でもよく聴かれています。

野球に関係するポップスとしてピンク・レディーの「サウスポー」が吹奏楽にアレンジされて甲子園でよく耳にしますね。
これをリアルタイムで知っている高校生は皆無でしょうが、おじさんたち、おばさんたちの青春歌だったのですよ。
振付も特異で、「あたしできるよ」っていうおばさん、けっこう多いです。
阿久悠さんが作詞をされたんだけど、クラウンライターライオンズ(現西武ライオンズ)に永射保(ながいたもつ)というピッチャーがいましてね、阿久さんが彼と「一本足打法」とか「フラミンゴ打法」で有名な巨人軍の王貞治の一騎打ちにヒントを得たと言うておられます。
つまりセ・パの試合ですからオール・スターの大舞台なんですよ(1977年)。
世界の王を永射は三振に取ります。
それは見事なカーブだったとか。
「背番号1の強いやつが相手、フラミンゴみたいにちょいと一本足で…」というフレーズはまさに王さんですね。
「スーパースターのお出ましに、ベンチのサインは敬遠だけど、逃げはいやだわ」だったんですって。

阿久悠さんの作詞の曲で甲子園の応援につかわれるのがもう一曲あります。
山本リンダの「狙いうち」です。
うらら~
盛り上がりますよね。
作曲は「サウスポー」も「狙いうち」も都倉俊一さんです。

大阪の履正社高校が盛岡大付属高校(岩手)を下して準決勝に駒を進めました。
(文責 森田)