ルルル…
目覚まし時計のアラームが鳴っている。
起きねば…

雄一と晶子のお弁当を作らねばならなった。

ふと横に寝ていた夫の姿がない。
あたしはベッドサイドに座って、しばらくぼおっとしていたら、夫がトイレから戻ってきたらしい。
「起きたんか」
「お弁当、作らんと」
あたしはパジャマのボタンをはずして着替えようとしていると、うしろから抱きつかれた。
「きゃっ」
「ええやろ。勃って、勃ってしゃあないねん、一発、やらせてくれや」
「なに言うてんの。子供らが起きてきます」
「すぐ終わるから」
「もう」
この人は言い出したらきかない。
朝に、ものすごく「やりたく」なるらしい。もう、何度もあった。息子に見つかりそうになったこともある。
あたしは、パジャマのズボンとショーツをいっぺんに脱ぐとそのままベッドに横たわった。
「はよ、して」
「おっしゃ」
夫も、下半身だけ裸になり、赤黒い勃起を揺らしている。
「わるいけど、ちょこっと舐めてくれへん?」
「ええで。まだ濡れてへんねやろ」
「うん」
股が開かれ、夫の頭がかぶさる。
べろん…
ざらつく夫の舌が陰唇の内側からクリトリスにかけて走る。
そうして膣に尖った舌先を差し込むのだ。
「やん」
「へへ、濡れてきたで」
そう言うと、夫は膝立ちで狙いを定め先端を押し込んできた。
「ううん」
「入っていくでぇ」
にゅうっと、押し拡がる感じがあり、硬い夫が突き上げてくる。
「ドンピシャや」
夫はかぶさってきて、寝起きの口臭のある口で私の口の中をかきまわす。
歯を磨いていないのでお互い様だ。
むうん…あむ
いやな匂いが口回りにまとわりつくが、かえって欲情を誘う。
あたしのあそこの匂いもくっついているのだし…
乳首がこりこりされ、たれ気味のお乳が揉まれる。
あふ…ん
夫のピストンが激しくなった。
「えみこ、えみこぉ」
「あんたっ、いい、そこいい」
「聞こえるで、あいつらに」
はっとして、あたしは声を抑えた。
屈曲位で深く差し込まれ、子宮がでんぐりがえりそうになる。
「よう締まる」
「あんたっ、あかん、あたし、もう」
「いくんやったら、いけよ。おれも、もうすぐや」
「な、中に出すのん?」
「あかんか?」
「責任とってくれるんやったら、かまへん」
「もう一人くらい、ええやろ」
「うち、知らん」
「いくで、いくでっ」
あたしの中のモノが膨らんだようになって、夫は中に果てた。
「い、いってもたぁ」
「あんたぁ」
あたしは、夫の汗まみれの額にはりついた毛を指先で払いながら、にっこりと笑みを返した。
「えみこ。すっきやで」
「あたしも…」

「おかあちゃん!まだ寝てんのぉ」
「いややわ、晶子が起きてきやったわ」
「いかんいかん、はよ、しまえ」
あたしたちは、慌てて下着をつけて、着替えた。
胎内からどろりと流れ出るのも、気にせずに、私たちは争って部屋から出た。

ある日の朝の出来事である。