権美愛(ゴン・ミエ)は、JINROをすすりながら、
「ナオポンさん、こゆのどぉですか?」
「だから、ナオポンじゃなくって、なおぼんなんだってば」
「コメンナサイ、ナオポンさん」
「ま、いいや」
あたしは、「山崎」を舐めつつ答えた。

「コヤギはハングク(韓国)ではネコのことでっす」
「知ってるよ。モッコリは首飾りやろ?」
「マッコリは、お酒ぇです」
「モッコリだよ、モッコリ」
あたしは、股間を指して説明した。
「ジャジ?」
「うへっ、ジャージて、チンポのことやろ?」
「ソダケド」
しれっと、美愛は言う。
「チョット待ってって言うたら?」
「ヤメテェ、それダメ」
と笑い転げる美愛だった。

韓国の数少ない友人は、ちょっと変な子だった。
セックスにはこだわりなく、いいと思った男にはすぐに飛びついて、やってしまう。
どうも、あちらの女性は、そういうことには積極的な感じがする。

権美愛は、生理の後すごく「したくなる」そうだ。
そうなると、焼肉を食って、男を漁るんだそうだ。
彼女が、喜々としてそういう話をするのを聞くのは楽しい。
だから、よくこうやって飲みに誘うんだ。

宋美玄という女医が、同じようなことを言っておった。
あの人は、やはり韓国人だからか、セックスに対してこだわりがない。
日本の女は、やはり恥じらいがあるので、そういうことをあけすけに言わない。
しかし、宋先生のような開化した女性がいるからこそ、謎に包まれた女の悩みが霧が晴れるように解決するものだ。

韓国の女性は深情けである。
情が深いのである。
男に尽くし、性技のすべてを駆使して、男を快楽の絶頂に導いてくれる。
韓国の女の前では男は幼児である。
玉の肌で体を包まれ、甘露の汗で、ともに濡れそぼリ、馥郁(ふくいく)たる麝香(じゃこう)の香りにむせび泣くのである。
あの透き通るような肌は、いったい何を食せば得ることができるのだろうか?
韓国エステでこすられたらええのだろうか?
あたしなど、あんなことをされると「因幡の白兎」のごとく赤剥けになってしまう。

あたしが感動したのは、韓国女優のフェラチオシーンだった。
女のあたしでさえ、ずくずくに濡れてしまうような濃厚なフェラチオ。
男優のそれは決して大きなものではない。
だから、口技しやすいのかもしれなかったが、よくも男優さんが射精せずにもっているもんだと感心した。
たっぷり十分以上は口技をし、そしてやっと騎乗位で収めたのだ。
その腰の振り方も日本人の「やらされてます」みたいなものではなく、プロの娼婦のそれだった。
ねっとり、しっかりと咥え込み、逃がさない。
第二の口が、男根をしごき倒すのである。

で、権美愛もフェラには自信があるそうだ。
「アタシね、オトコのひと、五分モタナイね」
「へぇ」
である。