お酒に合う曲というのは、CMがらみになるけれど。
たとえばサントリーウィスキーのCMでおなじみの「夜が来る」である。
小林亜星の作詞作曲のこの曲は、亜星氏自身(マークHAMAという芸名で)が歌っているという大変珍しいものだ。
この曲はCMの内容によってアレンジを変えられる。
夜が来る」各バージョン。

それでも私はヴィレッジ・ストンパーズの「ワシントン広場の夜はふけて」が、マホガニーのカウンターで間接照明の薄暗い酒場で聴きながらグラスを傾けたい。
やはりバーボンで。
実はこの曲もサントリーのCMに使われていたんだね。
私は、子供のころに刷り込まれているのかもしれない。

クリストファー・クロスの「ニューヨークシティセレナーデ」も捨てがたい。
ビルの最上階のラウンジで聴くのもよし。

そしてなぜかサイモンとガーファンクルの「サウンドオブサイレンス」かな。
映画もよかったが、私は先に曲から入ったので、映画はどうでも良いのである。
「親子丼」の映画など、AVの世界では腐るほどあるのだ。

プロコルハルムの「青い影」は、タバコとスコッチで聴きたい。
狭い酒場は紫煙で煙っているのだ。そうでなくてはいけない。

ああ、今宵も更けてゆく。