Youtubeではいろんな国のCW(電信)オペレータの通信術を見ること(聴くこと)ができます。
音楽もいいんだけど、寝る前に聴いて「耳慣らし」をしています。
まさに「聞き流す英会話」ではなく「聞き流すモールス」です。
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モールス符号は可聴音(単一周波数の音)の信号ですから、英会話のようにネイティブスピーカーの「揺れ」が大きくなく、慣れてくると聞き取れるようになります。まあ音楽のようなものです。
若い人で「耳コピー」できる人、多いでしょ?英語がだめでも…

N3MLB to KJ4OHK
初心者向けの交信です。聞き取れますか?
最低限、このスピードで打鍵、聞き取りができねばモールスでの交信は無理です。

Morse code conversation
このおじいさんは、とっても上手です。電鍵が、もう手の一部になっています。

QRP運用
縦振れ電鍵の打ち方がこの局長は丁寧です。トーンもきれいだ。

10 years old girl
10歳の女の子が英語でモールスを教えてくれます。英語も早口なのでついていけるかな?

ロシア局との交信
速いでしょうロシアの局。これは縦振れ電鍵ではなく、パドルという横振れ電鍵の信号です。
打つ方はいくらでも早くきれいに打てるけど、受けるほうは大変です。
日本の局長は縦振れで対応してますが、神技的に早く打たれていますね。
現在のモールスの指導では、初心者はパドルから入門することになっています。
それほど縦振れ電鍵は癖が出やすく、うまく打鍵するためには慣熟が必要だと説かれます。
しかし、私たちはアマチュアですから、そんなことを気にせずに、好きな電鍵でやるべきです。
アメリカやヨーロッパの局長さんは、ゆっくりでも楽しんでおられます。
やっぱり、マルコーニの時代からの縦振れ電鍵で打鍵することにこだわりたいですね。
今や、モールス符号自体、趣味性の強い技術になっているのですから。

プロのバグキーさばき
女性オペレーターの「バグキー」さばきをご覧ください。
バグキー」とは横振れ式の電鍵で、パドルと違って、振り子をつかった機械的な反動で動くようにしたものです。パドルというものは実は、電気回路(エレクトリックキーヤー)の助けで左のパドルがドット連続、右のパドルがダッシュ連続というふうに受け持ちをさせて自動で信号を送れるようになっているんです(この左右の受け持ちはオペレーターの好みで入れ替えられます)。
だからパドルを使うには外付けのエレクトリックキーヤー(エレキー)を買うか、近頃の無線機には内蔵されていることが多いのでそれを使うことになります。エレキーには普通、スピードコントローラー(可変抵抗)も内蔵されています。

符号を一つずつ覚えるのはもちろんなんですが、単語で覚えて、リズム感を養う方が実用的だと私は思います。

RPTという略号があります。
「Report」の意味ですが、
これも「・―・ ・――・ ―」と続けて耳に慣れさせると、相手が早くても聞き取れます。
RSTなら「・―・ ・・・ ―」ですね。このあとに三桁の数字が続くはずですね。だいたい「599」のはずです。
「・・・・・ ーーーー・ ーーーー・」数字はパドルのほうがだんぜん打ちやすいんです。
ドットが連続したり、ダッシュが連続する符号に威力を発揮するのがパドルなんですね。

練習には、パソコンなら「A1A Breaker」がおすすめです。このソフトは完璧です。
iPhoneなら、いろいろ不満がありますが「Morse Master Lite(無料)」アプリがいくらかマシです。

新型コロナのはやる中、会話しないモールスなら、使い道が生まれるかもしれません。
温故知新の精神です。