めっちゃごぶさたの「じひくしょなりい」です。
こ(子):この子にしてこの親あり。あたしだって子がほしかったわよ。「めし食うて、糞たれて、子が親になり」とは「ばっさん(中学時代の美術のセンセ)」の言葉でしたっけ。

こあ(core):地球の芯、最近「コアなファンが増えました」という使い方もありかね。

こい(恋):「あたし、あんたを好いちょるんよ」と言われて、なびかぬ男はいない。これを恋というのかしら?恋は「濃い」「来い」に通じるとは、なおぼん説。「鯉」とは進化の過程で百万年前に分かれたのでした。

ごいさぎ(五位鷺):醍醐天皇の命令で五位の位を授かった名誉ある鷺(サギ)ですよ。

こう(乞う):「恋しい」とは「乞う」ことのなのよ。たぶん。「やって、やってぇ!もっとぉ」

こうがん(睾丸):大事な玉ですよ。そりゃあもう。紅顔の美少年の睾丸なんてしゃぶってみたいわね。黄金の玉、ドラゴンボールだ。

コカ:コカの葉のエキスがコカ・コーラに入ってたというのは大昔の話。コカにはコカインが含まれます。

こかん(股間):
三本目の足が風林火山…こかんに関わる男のメンツ

こき(子機):古希の爺さん、子機探し、あわてふためく、賤屋(しずがや)の奥

こくぞうぼさつ(虚空蔵菩薩):十三参りは虚空蔵さんに知恵を授かる、大人への第一歩。京都の子ならしてるよね。

コクゾウムシ:これがあんた、虚空蔵菩薩とは何の関係もないんだって。知ってた?お米の害虫です。

こけ(苔):あんちくしょうに「コケ」にされたって。風流な…苔寺(西芳寺)のお庭。

こけし:電動のものもありましてね。お宅にもありますでしょう?鳴子あたりのものが有名なお土産です。「子消し」と言って、昔は間引いた子を不憫に思う親心が人形に仕立てました(というのは都市伝説です)。

コケット:あたしみたいなの。(ほほう…)

ここうのひと(孤高の人):新田次郎の山岳小説。あたしもワンゲル時代に読みましたよ。きれいさっぱり忘れちゃったけど。

ココム(COCOM):共産圏に輸出する品目の制限を自由主義諸国が勝手に決める協定。ソ連崩壊で有名無実になったので1993年に解散。ただし、兵器輸出規制はワッセナー協定として残っています。

こさつ(古刹):古い由緒あるお寺。拝観料なんか取らない。京都はちゃっかり取りまっせ。お寺の組合があるからね。勝手なことはできないの。

こさん(古参):ふるかぶ。昔からその職場などにいる人。先輩のこと。じゃあ「お局」はどうなのよ?はぁ?

こしゅう(固執):「こしつ」と読んでもよろしい。かたくなにこだわる事よ。頑固なのよ。意味わかんないくらいに。

こすい:こずるい。ずるいとはちょっとニュアンスがちがうのよねぇ。「狡い」って書くんだって。

こせき(戸籍):人と場所を特定する個人情報で、出自がわかるものです。抜いたり、入れたりします(エッチぃ)。

こせきゆうじ(古関裕而):マーチのおやっさん。和製スーザ。彼の作曲した「栄冠は君に輝く」や「六甲おろし」「東京五輪マーチ」「スポーツショー行進曲」など知らない曲はないはずよ。

ごたく:並べます。ご託宣から来ているのかな。

コツメカワウソ:この子の指を見てください。ほんとかわいい爪なんですよ。飼っている人います。

こてつ(古轍):ドラマ『相棒』の署長(片桐竜次扮する)のデスクの上の額に揮毫してありますね。「轍(わだち)を踏んで歩め」という意味で、先人の後を忠実にたどれという警察官の生きざまを表しています。いいのか悪いのか…

ごとく(五徳):鍋ヤカンの座。「くどこ」を逆にして使ったから「ごとく」だって。信じられる?

ゴナドトロピン:脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンです。特に女性の生理周期を与えるホルモン分泌を促します。

こにしゆきなが(小西行長):織豊時代のキリシタン大名だよね。もともと商人で宇喜多家に出入りしてたところを宇喜多直家に認められて武士になるの。小豆島で農業開発に当ったので土庄では有名人よ。高山右近に誘われて洗礼を受けたのもそのころ。関ケ原では西軍で戦い、負けても自死を認めないキリスト教徒だったので斬首で果てました。

こぬひとを(来ぬ人を):「松帆(まつほ)の浦の夕凪に 焼くや藻塩の身も焦がれつつ」と続きます。藤原定家の歌で百人一首に自選しています。「松帆の浦」の「松」と「待つ」を掛けて、来ぬ人を待つと掛詞になっています。「松帆の浦」は現在の淡路島の北端に位置し、ラジオ関西JOCRの送信所があったはず。

こね:これがあるとないとでは人生変わります。コネクションの略だと母が教えてくれました。

こはた(木幡):ここから京阪六地蔵駅あたりであたしはよく飲んでます。「あをはたのこはたのうえをかよふとは…」の近江天皇(中大兄皇子)が崩御されたときに倭大后(やまとのおおきさき)が御詠みになったもので万葉集巻二にあります。「あをはた(青旗)」が「木幡(こはた)」の枕詞なんですって。

コブクロ:小渕(こぶち)と黒田のユニットでその名から「コブクロ」になったとか。あたしは「子袋」だと思って、ホルモン好きなのかなと思ってた。つい最近まで。

こほうぎ(呼保義):『水滸伝』の主人公「宋江(そうこう)」の綽名(あだな)です。「及時雨(きゅうじう)」の綽名も有名です。「宋江」は実在の人物です。

こまっしゃくれた:関西で子供が「おとなびた」立ち居振る舞いをすると言われます。

こまどりしまい(こまどり姉妹):双子の歌手ですが、ほとんど記憶にない。なんかすっごい不幸が続いて歌手生活を休止しなければならなくなったと聞きましたが…

コミック:漫画は「カートゥーン(cartoon)」だと思ってたら、それは風刺漫画を言うらしく、「続き物」の漫画読み物は「comic」でいいんだって。じゃあ「ミミック」は?それは「ものまね」

コメコン(COMECON):西側のココムとかマーシャルプランにに対抗したソ連主導の共産圏経済相互援助会議だけれど、のちに非共産圏の国も参加した。でもね、中国とか北朝鮮との不協和音で、結局脱退する国もあり、ソ連崩壊で1991年に解散しました。

コメダ:名古屋発のチェーン喫茶店。郊外型で駐車場も完備され、さすが自動車王国愛知から攻めてきたなと思わせます。朝は名古屋式でドリンクにモーニングが最初からついてくる。あはは、たまんね。

コメリ:新潟のホームセンターで近所の城陽市にもできてます。なんか農業用品が充実しているそうで、どうやら創業は越後の米屋さんだったみたい。だから「米利」だって。

コモン:電気配線で「コモン線」のことかな。まとめ線ですわ。連結しても等価な線で「共通(コモン)」と呼ばれるの。アース線はふつう、コモンで書かれます。

ごんた:「くれ」が語尾に付くことも。男の子に対して、素行の悪いのをののしって言う関西の言葉。NHK『できるかな』の怪獣「ゴンタくん」もその意味かな?

ゴンチチ:ゴンザレス三上とチチ松村のユニット。アコギがたまんなくいい。FM COCOLOの「ゴーゴーゴンチチ」はいい番組だよ。

ゴンドウクジラ:この歯クジラは日本では食用にされる。名前の由来は「権藤」ではなく「五島」だそうで、五島列島近海でよく獲れたらしいから。

コンドーム:「こんどぉむかいに行くよぉ」「今度、迎えに行くよ」わーい(あのねのね)

ゴンドワナ:古大陸の名前。二億年以上前の三畳紀と言われる地質時代区分に存在しましたとさ。