昨日、南太平洋のトンガで火山が噴火して地震が起き、それによる津波が環太平洋地域に押し寄せました。気象庁は当初、被害は軽微で津波の規模は20㎝程度だと主張していましたが…1mを超す大波が日本に押し寄せたのです。慌てたのは気象庁だったでしょう。
日本でも高知県で漁船が転覆するなど被害が相次いでいます。
幸い人的被害は報告されていませんが、深夜の避難勧告で太平洋沿岸地域の住民の方々はまんじりともせずに夜明けを待った模様です。
おりしも大学センター試験の二日目、受験生の皆さんは不安でいっぱいだったでしょう。
昨日は東京大学の試験会場で刃傷沙汰もあったわけですから。
明日は、阪神淡路大震災の27回目の冬を迎えます。
地球は生きています。
いつ何時、その刃(やいば)を私たちに向けるかわかりません。地球の住民の定めなのです。

震源地のトンガからの報道が入って来ません。
彼らの安否が危惧されます。
こんなとき、インターネットは無力ですね。
だからアマチュア無線なんですよ。

アマチュア無線なら複雑なインフラ不要で、無線機に車載用のアンテナ、欲を言えば、短波の被覆電線でできた簡単なダイポールアンテナをヤシの木にでもひっかけて、発信すれば必ずどこかの国のアマチュア無線家がキャッチしてくれます。
車載のバッテリーの電源で十分です。
モールスなら低出力でも聞き取れますから、呼びかけよう。
ハイテクばかりが能じゃない。ローテクが助けになることも往々にしてあるのです。
「たすけて!はやく!」
「Help our country !」
きっと届くはずです。