この名作を900円程度でDVDが買える時代に感謝します。
と言っても、私はDVDを初めて買いました。それまでVHSの映画をビデオデッキで観ていた人間なんでね。
映画は「プライムビデオ」でちっさい画面で見るほかなかった。
しかし『パリは燃えているか?』は手元に欲しいと思えたので、フナイ電機のDVDプレーヤーと本作品をアマゾンでまとめて買ってしまいましたよ。
中華製のお安いのは不安だし、パナソニックやソニーのは高いし…と探していたらフナイのが9千円程度でありましたんでポチッとしました。
フナイは大阪の信用あるメーカーなんでね。
私の叔父が「8トラック」という今では化石のようなオーディオセットを持ってましてね、それがフナイ電機のものでした。
アニソンとかの8トラカセットをあたしも買ってもらって、それで再生して歌って踊ってたのよ。
もう50年も前の話。
でも、最近、大谷翔平君がメジャーでインタビューを受けている時、バックにFUNAIの文字が入っていて、調べたらすっごいグローバルな電化製品メーカーになってるじゃありませんか。
大谷君もすごいんだけど、FUNAIもすごいのよ。
迷わずFUNAIを取り寄せました。
映画の話だったわね。
とにかく「良かった」の一言です。
キャストが豪華で、映画のいい時代の作品でした。
ドゴールの検閲が入ったそうで、なかなか自由に作れなかった苦労があったらしい。
フランス共産党がレジスタンス活動に与(くみ)していて、あまり左寄りに描かれたくなかったというのがドゴールの思いだったそうだ。
とはいえ、ナチスの、というよりヒトラーの狂いっぷりと、親衛隊の狂信的態度が良く描かれて、フランス進駐軍提督のコルティッツ将軍(森喜朗に似ている)の正常さが際立っていました。
将軍はヒトラーの「パリを焼き尽くせ」の命令に、のらりくらりとかわし続けて、結局、パリを守ることになるんですね。
親衛隊「ゲシュタポ」はそんな将軍に「どうして総統の命に従わないのか」と何度も詰め寄るのだった。
ゲシュタポのフランスレジスタンス活動家への取り締まりは凄惨を極め、丸腰のフランス人の若者たちが捉えられ、トラックで連れ去られて、有無を言わせず銃殺刑にしてしまうのだった。
裁きなどなかった。
フランス人捕虜はジュネーブ条約に従うことなく、虐げられ、殺されていった。
レジスタンス活動は「政治犯」としてナチスは極刑に処して見せしめにしたのである。
スウェーデン総領事(オーソン・ウェルズ)が、ナチとレジスタンスの間を取り持ち、コルティッツ将軍もまた総領事を頼りにした。
連合軍戦車部隊の指揮官、パットン将軍に名優カーク・ダグラスが扮し、フランスの活動家にアラン・ドロンなど、あの人も、この人も「知ってる」というすばらしい配役でしたよ。
オーソン・ウェルズって、目だけで演技するんだね。大地康夫の感じですよ。
映画『レ・ミゼラブル』の革命シーンが思い出されました。
フランスはいつも戦ってきたんだなぁと、しみじみ感じました。
いやぁ、豪華でした。
と言っても、私はDVDを初めて買いました。それまでVHSの映画をビデオデッキで観ていた人間なんでね。
映画は「プライムビデオ」でちっさい画面で見るほかなかった。
しかし『パリは燃えているか?』は手元に欲しいと思えたので、フナイ電機のDVDプレーヤーと本作品をアマゾンでまとめて買ってしまいましたよ。
中華製のお安いのは不安だし、パナソニックやソニーのは高いし…と探していたらフナイのが9千円程度でありましたんでポチッとしました。
フナイは大阪の信用あるメーカーなんでね。
私の叔父が「8トラック」という今では化石のようなオーディオセットを持ってましてね、それがフナイ電機のものでした。
アニソンとかの8トラカセットをあたしも買ってもらって、それで再生して歌って踊ってたのよ。
もう50年も前の話。
でも、最近、大谷翔平君がメジャーでインタビューを受けている時、バックにFUNAIの文字が入っていて、調べたらすっごいグローバルな電化製品メーカーになってるじゃありませんか。
大谷君もすごいんだけど、FUNAIもすごいのよ。
迷わずFUNAIを取り寄せました。
映画の話だったわね。
とにかく「良かった」の一言です。
キャストが豪華で、映画のいい時代の作品でした。
ドゴールの検閲が入ったそうで、なかなか自由に作れなかった苦労があったらしい。
フランス共産党がレジスタンス活動に与(くみ)していて、あまり左寄りに描かれたくなかったというのがドゴールの思いだったそうだ。
とはいえ、ナチスの、というよりヒトラーの狂いっぷりと、親衛隊の狂信的態度が良く描かれて、フランス進駐軍提督のコルティッツ将軍(森喜朗に似ている)の正常さが際立っていました。
将軍はヒトラーの「パリを焼き尽くせ」の命令に、のらりくらりとかわし続けて、結局、パリを守ることになるんですね。
親衛隊「ゲシュタポ」はそんな将軍に「どうして総統の命に従わないのか」と何度も詰め寄るのだった。
ゲシュタポのフランスレジスタンス活動家への取り締まりは凄惨を極め、丸腰のフランス人の若者たちが捉えられ、トラックで連れ去られて、有無を言わせず銃殺刑にしてしまうのだった。
裁きなどなかった。
フランス人捕虜はジュネーブ条約に従うことなく、虐げられ、殺されていった。
レジスタンス活動は「政治犯」としてナチスは極刑に処して見せしめにしたのである。
スウェーデン総領事(オーソン・ウェルズ)が、ナチとレジスタンスの間を取り持ち、コルティッツ将軍もまた総領事を頼りにした。
連合軍戦車部隊の指揮官、パットン将軍に名優カーク・ダグラスが扮し、フランスの活動家にアラン・ドロンなど、あの人も、この人も「知ってる」というすばらしい配役でしたよ。
オーソン・ウェルズって、目だけで演技するんだね。大地康夫の感じですよ。
映画『レ・ミゼラブル』の革命シーンが思い出されました。
フランスはいつも戦ってきたんだなぁと、しみじみ感じました。
いやぁ、豪華でした。
名作だったでしょう・・
俳優の豪華さ
ドゴールの検閲・・・・
これに繋がる話が
ドイツ将校の情婦たちが髪の毛を刈られて
裸にされて あるいは撲殺されたり
屈辱を受けた話は 相当あったようです。
ココシャネルもドイツ高級将校の
愛人だったので 追及を受けたことでしょう。