寒い
とにかく寒い
こういう時のうどんなり、そばはありがたい
ラーメンでもいいのだが、あたしはうどんだ

そばなら、熱燗もつけてしまおう

雪雲で星空は楽しめないが、この季節は星座がきれいに冴える
星座は360°÷24時間で1時間当たり15°ずつ西にずれる
天文好きのうどん屋の大将は、湯切りをしながらそんなことを話してくれた

「そうしないと、星が流れて線になって写るんや」
とは、天文写真を撮るときに赤道儀なる装置にカメラを据え付けて撮影するという話

あたしは二合とっくりを傾けながら「いいね」と相槌を打つ
目の前にはおでんが、だしの合間にたゆたっていた

オリオン座の三ツ星とおおいぬ座のシリウスは、京都の明るい夜空でもよく見えた

どてらを着ないと、湯冷めしてしまう