カピバラには尾骨があるらしいが、尾はないそうだ
つまり、私たちヒトと同じというわけだ

最大のネズミと言われるカピバラだけど、げっ歯類の特徴を持つのは当然として、ネズミ類やリスに特徴的な長い尾を持たないのである
尾骨が残存しているので退化したのだろう

尾の用途は何だろう?
ネコなどは体のバランスを取るためにあるらしい
ゾウにいたっては虫を払う程度の用途しかなさそうだが、それとても重要と見えてしっかりと尾が発達している
恐竜の化石に見られる強大な尾は、いったいぜんたい、どのように使っていたのか判然としない
ラプトル類はおそらく走るのに適しているようなのでチーターの尾のように舵取り、バランス確保の意味があったのだろう
アパトサウルスの無駄に巨大な尾は攻撃性もそなえていたようだ。
一説に、鞭のように使ったのではないかと言われている
アンキロサウルスは先端がこん棒のようにまるくなっていて、明らかに打撃を与えるようにできている
人気のステゴザウルスの尾の先端には棘状の突起が鋭く生えていたことが化石によって明らかになった

倫子(ミチコ)は沈香(じんこう)の線香にライターで火をつける
手のひらで仰いで炎を消すと、煙とともにスパイシーな香りが鼻腔に広がった
夫の遺影が若いままの笑顔を向けている
ジッポーは夫の遺品である

倫子はこの香りを感じながら、自分へのコーヒーのために湯を沸かすのだ
夫の大輔が教えてくれたコーヒーの香りを倍増させる秘密の方法
それが沈香だった
この線香をつけてレギュラーコーヒーを淹れると、コーヒーの香りが引き立つのだ
不思議なことだが、彼によると沈香なんて高価な線香を使わずとも蚊取り線香でもいいんだそうだ
春とはいえまだ二月である、蚊取り線香などないものねだりだ

ひとりになって何年になるだろう
女としての役目も無くなり、もはや生ける屍だ…とは思いたくない

一人チョコをなめるのもバレンタイン

雪中の紅梅はるかひこうき雲

還暦を過ぎて始めた俳句も、失笑ものだ